久しぶりに面接をしました。
エステ関係の女性でした。
佐々木先生と同じ学年(何故か整骨院時代から、この学年の人との縁が続きます。何ででしょう?)で、とても雰囲気の良いビューティー系で、良い感じだったのですが・・・。
当院としても、出来る幅が有り、少し考えて頂く事になりました。
自分は、整体、カイロ、アロマ、リフレ、整骨、鍼灸。
と色々な技術の中で働いて来ました。
この中で、骨盤矯正にせよ、リンパの流れを良くするにせよ、筋肉を柔らかくするにせよ、冷えを改善するにせよ、鍼灸が一番効果が高いと思います。
これは、鍼灸を有る程度経験されている方の現実だと思ってます。
手で鍼灸と同じ効果を出す事は相当難しい事が現実です。
当院の患者さんもその為に来院されていると思います。
なので、恐らく、彼女は、当院では、鍼灸を取得しない限り、助手の域を超えられません。
しかし、同じ業種内で有れば、上も行けるのでは?と、思いました。
それぐらいの人材と思いました。
この子にも話しましたが、面接は、お見合いみたいな物なので、お互いの、望みや、志、展望を話す必要が有ります。
と言う事で、当院では見学も受付ています。
もう違うかもしれませんが、鍼灸師が鍼灸院の鍼灸師として続ける確立は少し前まで、100人に1人でした。
旦那さんの収入が有る主婦、地主などで他、収入が有る鍼灸師も居ますので、現実はかなりシビアです。
でも、時代的に、今はもう少し増えたと思います。
整骨院の資格柔道整復の資格取得者は1998年600人それ以降うなぎのぼりになり、今年度以降10倍以上の8000人の卒業生が卒業してくる。
と言う事は、保険を上手い事使える整骨院は今の10倍の数になる。
そして、不況の影響で平和産業の民間資格のマッサージ業界では、激安な所も増えて来ました。
民間資格者も、学校など出る必要も無く、頭の切れる方々、ビジネスに長けた方々がチェーン展開しています。
柔道整復師で8000人なので、民間資格ともなれば、万を超える気がします。
学校にお金をつぎ込んで無い分辞める人も多いですが・・・。
さてさて、自分達の業界はこの様な現状です。
ちなみに自分はいつか整骨院の保険にも制限がかかると思ってます。
そうしなければ、この国の税金は無くなると思うから・・・。
そうなれば、整骨院も10分1,000円と言う同じ土俵に立たなくてはいけなくなると思います。
気が付けば、あそこに有った整骨院が無くなった。あそこの鍼灸院も無くなった。そんな景色を横目に、私も何とか継続しています。
一つ言えるのは、私も鍼灸一年生で言われましたが、お金を主軸に考えるので有れば、この業界は早々にあきらめた方が良い。
普通の安月給のサラリーマンより給料は安い。
それが現実です。
しかし、自分の手に能力を付け、自分自身の能力で、人の為になり、「ありがとう」と言われる仕事です。
そこまでできる子にはオススメですが、途中で辞めてしまいそうであれば、早いほうがリスクは少ないとも思ってしまいます。
経営者の方とは、経営と、ポリシーのバランスなどを話したりします。
ポリシーが、無ければ独立する意味など無い。
経済観念に優れた方の下で、言われたとうりに働く方が良いと思います。
独立してお金だけを考えると、人々はそういうビジネスには興味を失う。
むしろ軽蔑される。
金と、物、物質的な幸福は、それに集中すれば意外と簡単なシステムだと自分は思っています。
難しいのは、心の幸福を手に入れる事で、それをするには、誇りとポリシーが必要なんだと思います。
ある個人競技の選手、故障中に負け試合でも、一試合何十万円ももらえる試合。
でも、故障した選手は「負ける試合は出ない」と普通に答えました。
「かっこ悪くないですか?」
それを、普通に言えるのがカッコイイと思いました。
お金がもらえるから出る選手。
お金が貰えなくても良いからポリシーを守る選手。
自分は治療と言う仕事を同じように考えています。
天知る。地知る。我知る。
どんな生き方をしても、見ている人が居て、その生き方を一番良く知ってるのが自分なんです。
心の幸福の一つが、なりたい自分の心のスタイルに嘘を付かない事だと思ってます。
そして、仕事を割り切って、家族や趣味やスポーツにコレを見出してる方が多いのも当院だと思います。
いやー今日もほざきました。
すみませんでした。
失礼します。
ハバァー・グッデイ!!