最近、女子高生と、表参道ガールさんと、連日、足を細くする方法を聞かれました。
自分的に、足の美的センスに興味が無いのですが、参考程度にしてください。
健康に痩せなければ意味が無い。
リバウンドしても意味が無い。
そもそも、生理学上、女性はふくよかであって、体調管理出来るんです。
自分の定義では、見た目の美しさ以上に、心や魂の美しさが有り、それを美しくするには、すこやかな肉体が精神の安定と繋がり、それを実現するには、痩せていきながら、人を思いやり、優しくなるには、健康になる。と言う定義を外しては実現できません。
これは、お菓子、トマト、チョコやアイス、薬物、危険なサプリメントを使って実現は出来ません。
これでいくら痩せても、ボーっとしたり、キリキリ、イライラしたりします。
結果、思いやれるキャパは減り、無駄な事にイラつき、なりたい自分の想像と現実の行動がちぐはぐになってしまいます。
けど…。
美意識の強さにリスペクトしてしまいました。
これは、スポーツでも、勉強でも、どの業界もそうです。
簡単に痩せる方法は有りません。
時として有ります。
アスリートならステロイドとか・・・。
これに、依存したら、終わりです。
使うたびに、寿命を何年か悪魔に渡すような物です。
強い物を使えば、人格まで変わっていきます。
上手い話に乗らず、急がば回れの精神をオススメします。
さて、世の中、色々な方法が有りますので、今回は、筋肉の質と関節可動域を題材にお話します。
他、足?と言うか人体生理学にも若干踏まえてお話します。
まず、体を治療する専門家なら有る程度ご存知の方も居ると思いますが、座骨神経痛の方の足は、足の組織が硬い傾向と、太い、浮腫むと言う、症状を持ちます。
コレは、全てに当てはまる物では有りませんが、私的には傾向としてよく有ります。
ハムストやふくらはぎが硬くツルなどはかなり確率が高い話だと思います。
で、ここから考察出来る事は、腰が詰まっている。
※足への血流、神経支配は腰、仙骨に有ります。
足への血流が悪い、代謝が低い、老廃物が蓄積されている。など考えられます。
座り仕事が多い方。
もしくは、座る時間が長いなど。
腰が硬い方。
は、結果的に下肢の代謝の低下が見込めます。
この方が、やりがちで、やらない方が良いと言うのが、
まず、ヒールを履く事。
単純にヒールは腰を硬くします。ふくらはぎの可動域を固定してしまい血流が低下します。
ヒールは、アキレス腱とふくらはぎを縮めたまま、固定します。
美しさを探求されている方は、ご存知だと思いますが、ふくらはぎは第二の心臓と言われるほど大きく血液や代謝産物を流す役割を持ちます。
このポンプを止める役割をしてしまうのがヒールです。
更に、長期的にヒールを履き続ける事で、アキレス腱は短く、太くなります。
コレが体に起している問題を見極めるのは簡単です。
仰向けに寝て、床と足裏が直角(90度)な状態がニュートラルです。
詳細には若干下に倒れますけど・・・。
ヒールを使いすぎた方が寝ると、足裏が斜めになります。
伝えるのが難しいのですが、ヒールを脱いでも、つま先立ちしてるみたいな形です。
これは日々のヒール固定の賜物です。
この現象、ハイヒールを履く方だけではなく、座骨神経の流れの悪い方にも多く見られる現象です。
この方達の立ち姿勢は、アヒルの様なでっちりになります。
昔テレビで、モデルさんの話で、ヒールは撮影やショウの時だけ、移動はスニーカー。と言ってる話を聞いて…。
そうだろな~と思いました。
コレこそプロとアマチュアの違いかもしれません。
次に、やめた方が良いのが、圧迫するくつした?ストッキング?
代謝を考えたら、血流を下げる事になります。
血流が下がれば、代謝が下がり。組織が硬くなり。太くなりやすいとなります。
加圧トレーニングで血流を下げて、組織破壊を早めて、楽して粗悪筋肉を増やしているのと同じです。
これらも、ヒールと同じで、使う時に使えば、美脚になりやすいと思いますが、日常化すると、マイナスだと思います。
今日は、基礎知識。
次は足が太くなる競技。
比較的、足がしまって行く競技。
運動法などを説明させて頂きます。
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