正月に実家に帰りました。
我が家の両親はブランドなど気にしないんです。
昔は、ヨーカドーか西友。
今は、イオンか、サンキ。
台所は4畳半。
そこに大人が4~5人入ると、テーブルが邪魔で、床に食べ物を並べ、どこかの民族のように座って食べる。
ふと見ると、バーバリーの大きな敷物?毛布?
患者さんからの頂き物なんだと思います。
使い方は自由だけど、良いのかな?
醤油がこぼれたり。
水がこぼれたり。
いやいや実に面白い実家。
ポールスミスだろうが、ラルフローレンだろうが、両親からすると、サンキで買った毛布や、タオルと変わらない。
いや、むしろ、機能性で、ブランド物を使用してみて、ポリエステルが多いとか、アクリルが多いとか、ナイロンが合わないと言い。
サンキで見つけた綿だの絹だの、質の良い商品を再度使用する確率は高い。
贈答品だけがブランドで、そんな組み合わせが面白い。
他は、良くわからないメーカー。
そんな服を着て、風呂行ってくるわ!と、タオルだけがイブサンローランかよっ!とツッコミたくなります。
先日も、途中で、バーバリーかよっ!ってツッコミました。
親は
??
こいつは何を言ってるんだ?と言う顔で
バーバリーって何だ?
この両親は、物質主義を良く思わない。
財を得んと欲すれば、とかく失う物多くなりけり。
後は、いいかい。
物は必ず壊れるからね、大事なのは、自分の心だからな!
と、耳にタコでしたから…。
だから、お金の使い方が世間離れしている。
講習会やら、書物、勉強など、鍼灸道具、必要経費に関しては、ひじょうに良く使う。
数十万円なんて話は良く聞く。
食べ物も、無添加の自然食品だから、同行すると、一回の買い物で、数万円買う。
なぜ、ウチはこんなにオンボロな家なのか理解出来ない時も有りましたが…。
ウチにはシャワーが無い。
親父は、給湯器よりも高い講習会に行きます。
家は住めれば良い。
車は走れば良い。
服は悪い物じゃなければ良い。
(ナイロンとポリエステルが嫌いみたいです)
でも、身になるお金は惜しまない。
旅行も好きですね。
なんか、実家は面白い。
まあ確かに、
結局、車も、ブランドも、洗脳のすり込み作業と似てたりします。
そして、そんな親に育てられた私はと言えば
あの車が良いねぇ~!
と、すっかり、すり込み作業が完了してた。
パブロフの犬状態です。
(ブザーを鳴らしてからエサを与えると、ブザーの音だけでヨダレを垂らしますよ~的なやつです)
職人が多く居た時代や場所では珍しくも無いのでしょうが、都内に通うビシネスマンのベッド町では珍しい両親です。
と言う事で今回も勉強になりました。
何十万円だろうが、何百万円だろうが、物より自分に投資せよ!と言う事でしょうか?
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