最近、予防接種の問題を説明して、今期の予防接種を受けないで、インフルエンザにかかり、病院でお薬を頂き、それで、治された方が居ました。
ちなみに、患者さんご本人は鍼灸を受けていたので、多少免疫系が強くなったのか、かかりませんでした。
家族がそのようになったそうです。
えーっと、
結局、抗生物質や、解熱剤を使うので有れば、予防接種を受けない意味がなくなります。
なら受けても構いません。
そもそも、ご自身の身体にもインフルエンザを死滅させるだけの機能は備わっています。
そして、白血球が、風邪菌や、インフルエンザウィルスを死滅させる為に、身体は熱を上げ、脈を早め、他の身体機能をエネルギーを、治癒に使うので、運動、思考、消化器官の身体機能を低下させます。
今の時代、ここで問題になるのが、看病です。
もしくは、仕事です。
しばらく寝込んでいれば、自分自身の身体が治してくれますが、寝込んでいられない方が今の時代多いわけです。
さて、皆さん、何の副作用も無いと思っているので、ここで仮説をいくつかご説明しておきます。
①薬の多様化により、自分自身の治癒機能が仕事を失い、本来なんの害も無い物質の為に微熱を出したり、鼻水で排泄しようとしたり、アレルギー症状が出ると言われています。
代表的な物が花粉症です。
②解熱剤を使うと言う事は、発熱を抑制、抑える物です。
ここ数十年非常に、冷え性の方が増えましたが、この理由の一つと言われています。
更に、使用頻度が多く、年数を重ねてきた年配の方ともなると逆に、菌やウィルスに発熱と言う反応も起きなくなります。
私は、風邪も引かないの!!と自慢げに言われる方が居ますが、一つ自分の足首の静脈を見てください。
静脈が多く浮いて居る場合、体温調節が苦手になっている可能性が高いかと思われます。
③もっとも私が懸念する事は、自己防衛機構の弱体化です。
元来、小さい頃は、色々な疾患にかかり、そのつど自分の能力で、治癒してそれぞれの免疫を獲得して、ちょっとや、そっとの疾患では、自分自身の身体が治癒する機能が成長します。
しかし、今時のお子様はどうでしょうか?
小学生でも冷え性の子供も居ます。
日本と言う国は、衛生大国ゆえに、海外では水を買わなくてはいけない虚弱大国でも有ります。
そんな時代が来るかどうかも解りませんが、頑丈な子供を育てたければ、自己防衛機構にも負荷を与える必要が有ります。
④そろそろお分かりかと思いますが、この薬の多様化と自律神経失調症の繋がりは否定する事は難しいと思われます。
薬を多様化すると言う事は、身体のマザーコンピューターの自律神経が決めた行為を薬で変更すると言う事です。
発熱が必要なので熱を上げようとする身体。それを薬で熱を下げる。
不要な体液を出そうとする鼻水を、薬で止める。
湿疹や吹き出物を薬で抑える。
アトピーもしかりです。
間違った医療を象徴するものが一つ有ります。
喫煙者と肺がんになるデーターです。
喫煙者は半分以下になる中、肺がんになる人は増え続けています。
先日、手術室で働く熱意ある医療関係の方と話した事で我々も含め医療人と言う技術者は非常に自尊心が強い。
間違いを認める事が大変苦手で、今まで信じ込んで来た知識や技術が間違いで有った事を受け入れるのが苦手なのです。
その体質はちょっとやそっとで変わる物では有りません。
となると、患者さん自身が本質を見極める必要が有ります。
これは、保険が無い国では極当たり前の事です。
ある鍼灸師の治療論に、子供が自律神経失調症で有る場合、両親も見させて頂く、もしくは話し合う必要があると言う事が書かれています。
簡単に言えば、この両親の病気への考え方、薬物の利用の仕方が子供を自律神経失調症にしている考えである事が有るからです。
我々は自然物の動物である事。
風邪を引く事の必要性。
薬の副作用。
自律神経を強くする方法。
気。
魂。
競争より調和。
落ち込む事の必要性。
我々からすれば、比較的当たり前の事が、受け入れられない事が有ります。