患者さんからお借りしている本をやっとこさ、読み終えました。
西洋医学にいきずまったドクターが、東洋医学にシフトしています。
ごちゃごちゃ言うより、読んでみると良いかと思います。
で、実は、東洋医学の病理、治療法など、実は流派ごとに違います。
漢方なとは、中医学と言って、向こうの物をそのまま、日本で利用されています。
実は、鍼灸の場合、その基礎を、先人たちが、日本人向けに変えて居ます。
簡単な所で言えば、日本と中国では、鍼の太さが違います。
中医学基本の先生は、鍼灸師の私が見ても、冷や汗が出そうなほどのサイズです。
私がスポーツ選手に使う鍼の何倍も太いですし、長いです。
私の効かせる鍼がズーンなら
あちらの鍼は、ドゥーーーンデスかね。
で、日本人向けに先人たちは、目で確認するのが面倒なほど、細い鍼にしました。
そして、病理自体も、中国の物では無く、日本人特有の物に変えていきました。
中国の大胆で図太い性格の体の治療法では無く。
キメが細かく、真面目で神経質な国民用に変えたのです。
と言う事で、実は、いろいろな流派が有るんですね。
そして、科学の薬物療法は、いちいち副作用に苦しみますが、漢方の場合は多少の変化で済みます。
更に言えば、漢方の前に食事療法は圧倒的に副作用は0です。
それが、食養と言われる物です。
コレを知ると、現在の常識的栄養学が問題だらけな事に気がつきます。
身土不二と言う言葉が有ります。
世界から食品を集めるのでは無く。
住んでいる地域で取れる物を食べなさい。と言う事です。
我々のには、我々に合った食べ物が有ります。
なので、世界中の人々の顔が違うように、内臓も違うのです。
で、そこから波及したのが、生姜紅茶、マクロビオティック、玄米食品などです。
大病の方ほど玄米の違いを実感します。
玄米を辞めたら力が出ない。背中が痛い。だるい。と言う方がいるほどです。
その主食を捨てた国なんですね。
米を白くすると書いて、粕(カス)と言う事です。
うまい。まずい。より、健やかな事は価値ある事だと思います。
まずは、そこからはじめてみてくださいね。
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