春先には花粉症、結膜炎、胃痛、イライラ、過食、めまい、眼瞼けいれん、突発性難聴、耳鳴り、のどに何か詰まった感じ、肩こり、脇が張ったり痛んだり等など様々な病症を引き起こします。
肝臓病症と言えば、上昇、上昇と言えば短気、短気と言えばプンプン。
先日も、最近イラつくんですけど、何か有りますか?と素晴らしい質問を頂きました。
メンタル系疾患の方の一部の方は、根性が有りすぎて、どん感が故に、バーンアウトやうつと言った症状を引き起こします。
なので、徐々に自然の摂理を理解して、びん感になる事で、自分自身も自然界の動植物と同じである事が理解できれば、季節相応の過ごし方や、流れを理解できるかと思います。
一日で言えば、夜型の方が能率が悪く、感情も悪い。
午前中を大切に利用する事。
睡眠は季節によって変動する事は当たり前。
春にする事、夏にする事、秋にする事、冬の過ごし方。
先日も私的に大病を薬で抑えている方には話しましたが、これからの季節の過ごし方で、次の冬の質が変わります。
と言う話を切々としました。
冬に、この世を去る方は実に多く、秋口には、大病が発症する人も多い。
これを理解すれば、春夏秋冬の人間の過ごし方が理解できます。
これを化学物質で、自然の摂理から外れた過ごし方をするのでこじらせます。
で話を戻しプンプン肝臓病症へ
これらは「肝の臓」が中心の病症です。
花粉症などもいくら花粉が飛んでいるといっても平気な人もいます。
花粉だけを退治しても自分自身の体質というその奥を見つめなければ、根治には到らず薬で抑える対処療法に終始してしまします。
話す人には話してますが、花粉症は肝臓の治療をします。
春は肝気が昇る
春は五行でいえば「肝」にあたります。
「肝の臓」は、縛られたり、抑圧されることを嫌い、春に草木が芽吹くように上へ上へ伸び広がっていくことを好みます。
で、肝の気は上へあがる性質があるのです。
日頃から多忙で、パソコン、スマートフォンと向き合い。
緊張状態が続き。
頭に血が昇っているような生活をしている人は、それが抑圧となり肝の気が常に上がっている状態です。
そこへ日本中の草木が春になり上へ上へ伸びていくので、ストレスなどで日頃から昇らせてる肝気が益々上へあがり身体の上のほうに症状がたくさん出るのです。
先日も人が怒ってる時の目と目の間が赤くなるので見てみて下さい。
と教えましたが、激怒している人の鼻の窪み?目と目の間は赤らんできます。
イライラアンテナの前駆症状として、目が赤くなります。
黒目の両サイドに血管が横切るように赤線が入ってる人も、ちょっと優しくしてあげた方が良いですよ。
運動系の子は、監督やコーチの顔が赤くなっているのを見て笑っちゃダメですよ!
画像を探したのですが無かったです。
肝気の高ぶり。
花粉症のあなた、肩から上のほうに症状がたくさんあるあなた、鍼は勿論気を下げる最高の方法ですが、まずは自分がどれほど普段から肝気を高ぶらせているかを知ってください。
まずは多忙でリラックスする時間が少なくイライラすることが多いひとは間違いなく肝気は高ぶっています。
顔を見てみましょう。
目がつりあがって無いですか?
こめかみが引きつると、目がつり目になります。
髪の毛は、てっぺんから薄くなります。
こんな肝臓病症になりやすい人の体形は、2パターン。
やせ形、研究者タイプ、昼夜を問わず、勉強や研究、科学的マニアック、普段は論理的だがキレると怖い、意外と当院に多いです。
私的に天才タイプです。
もう一つのタイプが、マッチョ、サウナ、ビールと言う具合でしょうか?
硬い筋肉で、力は十分に有りますが柔軟性に欠けます。
で、自己管理と言えば、肝気を下げます。
もしくは、肝の気は巡らせる性質が有りますので、それが停滞してもイラつきます。
ので、巡らせます。
肝気のラインは体の可動域で言えば、開脚です。
肝臓病症の代表選手が婦人科系、生理不順、生理が重いなど、アトピー、花粉症などなど開脚が苦手な傾向が有ります。
花粉症に関しては脾胃の病症場合もありますので、その方は開脚は出来ます。
肝臓を悪くする物。
薬品添加物。サプリメント、プロテイン。チーズ、バター、糖分。アルコール。
そして、怒りの感情。
まずは、減らす事でしょうか?
次に、ウコン、生姜類をマメにとる。
ちなみに、上白糖をスプーン一杯水で流し込んでみて下さい。
症状が出ます。
かといって、なんでも安く済む上白糖で味付けされてるものばかりですけど・・・。
天才は、天才だけに、てんさい糖。
これは、患者さんのギャグをパクリました。