私は体を診るのが仕事です。
我慢が多いと、胃腸のバランスが崩れます。
行き過ぎると、みぞおちを押されるだけで嫌な感じや痛みを出します。
我慢は人生、美的に生きるにも、文明人として、思いやり。
とても大切な物だと思います。
でも、ひたすら我慢だと、体が悲鳴を上げ、それを薬で抑え込むと、感情がチラホラ顔を除かせる事になりがちです。
今日は、こんな話をしました。
素晴らしい忍耐力と我慢をされている方がおられました。
とても、尊敬に値する内容の我慢でした。
でも、少しでも我慢を減らす事を増やすと、人生の質が上がる話をしました。
まず我慢には、色々有ります。
イライラ、ムカムカ、瞬間的に出る感情的な物も有れば、計画性のある我慢も有ります。
鍼灸師的に、この感情的な我慢が出ないようにすれば、それを我慢する必要は無くなります。
感情的な我慢とは、心身の不調で出るイラッ!です。
女性なら、大体お解りだと思いますが、生理の時が一番解りやすいですかね?
例えば、
私が、「女は、一生仕事しなくて良いから、楽で良いよなぁ~」
すみません、実験ですm(_ _ )m。
嘘です。
心身を診る仕事をしていれば解りますが、女性の方が往々にして複雑で大変です。
ある先生がおっしゃってましたが、男はラジカセ(ラジオとカセットテープ)女はCDラジカセ(CD、ラジオとカセットテープ)と複雑で故障が多い上に、愛、調和を軸に生きます。
先ほどの一言に、イライラをどれだけ感じるのか?
と言うレベルや、なんて事ない話に、イライラ。
もう何にイラついているか解らない。
この状態は、体調管理で
毎日のイライラが100回の物を、10回程度にする事が出来るかもしれません。
と言う事は、100回の我慢していた物を、10回の我慢に変える事が出来ます。
心身如実とはこういう内容でも有ります。
身体の不調は、そのまま、心に出ます。
肝臓、脾胃、婦人科系はイライラ。
心臓、腎臓、不安感。
肺、憂鬱などなど
我々の鍼灸はこういった部分から改善をさせて行くことが目的です。
出来る人は
食べ物、運動、心身のメリハリなどなど、自己管理する事も出来ますし。
感情にのみ込まれた生き方をしないで済みます。
皆さんの我慢は、感情を抑える我慢ですか?
それとも、計画性のある我慢ですか?
人生の質を高めるのに必要な我慢はどちらでしょうか?