久しぶりになりますが、第6回目の治療日記。
今回は佐々木が書かせていただきます。
40代男性。
①1日目
普段から腰の調子が悪くなると来て頂くような形でしたが、
今回は仕事でキャパシティを超えたらしく、
来院時は同僚の方に支えてもらいながらやってきました。
力が入らなく、歩行も困難な状態で体位変換も容易ではない状態でした。
このような状態ですので1回ではどうにもならないと言う事を伝えた上で、
治療させていただきました。
うつ伏せの状態から始め、鍼がほとんど入らない様な状態でしたので、
優しめの全身調整で腰の緊張を少し取ってこの日は終了。
帰りはコルセットを巻いて何とか歩行可能状態に。
②2日目
1回目から続けて来院。
歩行は若干楽になったが、
起き上がる時や捻った時の角度によって痛みが強く出るところがあるとのこと。
前回より少しだけ問題点を多めに治療してこの日は終了。
治療後は痛みは残るものの背筋を少し伸ばせるようになっていました。
③3日目
1日空けて来院。
まだあまり動いて欲しくない状態だったのですが
仕事をしたらしく、若干疲れ気味の様子で仕事を早く上がって来院されました。
激痛は無くなってきてるとのこと。
歩行も最初に比べると大分自然になっていました。
今回は問題点を更に攻めてみることに。
鍼の刺激自体に重みはあるものの最初より鍼は刺しやすく、
緩みを感じる事もできました。
下腹部の力の無さが気になったのでそこを指摘させて頂き、
一通り治療し、起き上がる動作も大分余裕が出てきた感じでこの日は終了。
④4日目
約2週間空けての来院。
もうギックリの症状もなく普段通りの生活をしているとのこと。
今回はギックリの残りなのか、元々ある腰痛なのかわからないが、
腰が少し重いとのことでした。
触った感じは、重い症状をもう感じられなかったので
全身のバランスを取る治療をさせていただきました。
また仕事が忙しくなるようなので、そこだけ気を付けて頂くように伝え、この日は終了。
症状としては2、3週間引きずりそうだったのですが、発症してすぐ来て頂いたこともあってか、
それほど長引くこともなくある程度改善されたように思えます。
この方は仕事で重労働があった為に今回の様な症状になりました。
頑張ることも素晴らしいのですが、身体を気遣って、たまには手を抜くことも大事なことだと思います。
また、自分の身体の声を聴くことで、自分の身体と上手く付き合っていくことができます。
しっかりと声を聴ける人も居れば、全く分からないという方も居るかと思いますが、
分からないのであれば分かる人に診てもらうというの一つの手だと思います。
これにて第6回の治療日記を終わりとさせて頂きます。
ありがとうございました。