こんにちは。
佐々木です。
またまたお灸のお話。
今日はお家でできるお灸を場所と効果やらをいくつかご紹介してみたいと思います。
お灸として使うものは市販のお灸(せんねん灸etc)で大丈夫です。
まずはメジャーなところで「合谷」いってみましょう。
場所は手の甲側の人差し指と親指の間です。
結構根本の方であったり人差し指に沿ったとこを圧してみると痛みがあることが多いと思います。
経絡というツボの線路みたいなものがあるのですが、臓腑等で色々なラインを辿っていきます。
この「合谷」というツボは大腸経に属しており、
効果としても大腸の調子を整える効果があるとされています。
大腸を整えることで、ニキビ等の吹き出物にも効果があります。
他にも目やら肩やら色々なものに効果があるとされ万能なツボとして扱われていることが多いです。
ただ人によって症状の原因が違うことがあるのは当たり前なので、
全てをこれに頼っても効果が得られないことの方がむしろ多いです。
次に「関元」。
場所はお臍の下に指四本分の横幅いったぐらいのところです。
軽く凹んでたりしてることが多いです。
丹田とも呼ばれたりする場所ですね。
ここをやることで腹が据わるというか落ち着いた状態を作りやすくなります。
落ち着いた状態を作れれば、お腹の調子や不眠症等にも効果があります。
また子宮等の婦人科疾患にも効果があります。
注意事項として、お灸を据えたまま寝ないでください。
意外と本気です。
次はまたメジャーどころで「足三里」と呼ばれるものです。
これは松尾芭蕉が全国を旅している最中に自らお灸を据えていたとされる場所です。
ツボを取る為の説明が難しいのですが、
膝を立ててスネの外側を下から上にすりあげていった際に
膝の少し下の辺りでピタッと止まるところです。
ここは足の疲れを取り除いたり、胃腸の調子を整えると言われています。
胃がムカムカして吐きたいけど吐けない、といった時に使用しても効き目があります。
次に「労宮」。
自宅でやるお灸として自分はオススメなところです。
まず場所ですが、軽く握り拳を作った時に中指と薬指の先端の間ら辺にあるツボです。
今のご時世、押すと痛がる人が多いです。
何に効果があるのかと言うとイライラ等のストレスに効果があります。
自律神経を整えるなんてことも言われています。
ストレス社会~なんて言われてる世の中ですので意外と広く使えるのでは?と自分は思っています。
お灸をしてあげると掌全体がもわ~んとする感覚が出ることが多いので、
その感覚を目安にお灸をしてあげると効果を感じられるかもしれません。
今回はこんな感じでメジャーなツボ、オススメなツボといった具合に紹介させていただきました。
これらだけで体調をどうこうするっていうと難しいかもしれませんが、
日頃の体調管理として上手く活用できると、より良い生活を送れるかと思います。
のんびりお灸ライフっていうのもなかなか乙なもんですよねー。