スタッフ佐々木。

認知症とお年寄りの力

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こんにちは。
佐々木です。

今回はズバリ認知症。

認知症っていったら一回発症したら後はジリジリ進行していくものだと思われますが、

それはノンノンです。

放っておけば進行するかもしれませんが、ちゃんと診れば退行もするものなんです。

でもこれを確認するのは周りの人間、特に家族が見てあげることが大事であり、

日々、話をしてみたり行動を観察してみたり、

少しづつでも変化を確認し、家族が納得した上で治療を勧めていただきたいと思います。

本人が気付く事がはやはり難しいので、周りが気付いてあげることも治療の一環として考えます。

鍼灸でやる事はは非常にシンプルで、とにかく後頭部から頚肩にかけてをしっかり緩めます。

そうすることで脳への血流は上がり意識もハッキリしやすく、

活動量も増えるはずです。

多少の運動もあるとやはり違います。

活動量が増えれば自然と運動にも繋がりますので、より改善方向へ進みやすいと思います。

効果を実感できる回数としては人によっては1回目から変化があると言う方もいます。

ただ、生活の中で横になることが多かったりすればそれがまた頚肩に詰まりを作る要因になったりしますので、症状として行ったり来たりする方もいます。

ですので動ける時は動く!これ大事です。

動き出しは嫌々かもしれませんが、動いてみると意外とすぐにご機嫌になったりしますので周囲が積極的に誘うこともポイントだったりします。

お年寄りはある種財産です。

長く生きた分、まだまだ自分らが知らないようなことをたくさん知ってたりします。

話も聞いてみると面白い!

俗に言うおばあちゃんの知恵袋!

色々な体験からくる人生観!

様々なボキャブラリーから出るイレギュラーも甚だしい返答!

お散歩でもしながら色んな話を引き出してみるのも楽しいかもしれません。

親子感覚、友達感覚、どんな感覚でも構いません。

介護と思えば大変かもしれませんが、しかしそれはそれで「情けは人の為ならず」

必ず自分に対して何かしらの形となってお返しが来るはずです。

どこか楽しめる部分を探しながら、

自分を育てるチャンスと思ってお年寄りと積極的に関わってみるのも面白いかもしれません。

-スタッフ佐々木。

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