感謝出来ない。とか、幸せじゃない。とか
不平・不満、愚痴の言霊止まりません。
そんな患者さんも案外多い。
まあまあ
そんな時代です。
一つ簡単な方法が有りますので、興味あれば試してみて下さい。
まず、基本形として
幸せにします。とか
幸せになる。とか
と言う概念は、私的に少しズレが有ります。
陰陽論でも話したように
幸せは、感情です。
感情は、空気のような、気分の話です。
すんごい幸せを感じる事が出来ても、残念ながら
その気持ちは、慣れてきて、薄れ
いつの間にか、それは当然と考え、不満を言う事も有るでしょう。
残念ですが、恵まれた環境でも、不幸しか感じない方も居る訳です。
さて、この横柄な気持ちを、少し改善させる方法が有ります。
数時間、数日、貴方が持っている当然な物事を
自ら、失う方法です。
出来れば、しんどいほどに・・・。
断食。
水絶ち。
大切な物を手放す。
人に依存するなら、家族、彼氏彼女を手放す。
(離れてみる。距離を置く。)
目を塞ぐ。
耳を塞ぐ。
口を塞ぐ。
脚を結ぶ。
手を動かさない。
私も一週間ほど断食をした事が有りますが
一週間後に口にする。
おかゆと梅干しのウマイ事。ウマイ事。
自然と涙が出るほど
アムロ、うますぎます!
どんな素晴らしい食材でも同じ感動は与えられないと思います。
近年、辛い事や苦痛な事は、とにかく嫌。
楽に生きたい。
と言う若者が普通に多いですが
失礼しました若者だけではありませんね。
人々ですかね?
でも
一昔前まで、若い時の苦労は買ってでもしろ。と言われてました。
パワハラで仕事を辞めてしまう方も多いですが、何をパワハラと感じるかも人それぞれです。
辞めろ!と言われても続ける。
殴られる。
雑巾を投げつけられる。
お前は向いてない。と言われても続ける。
で、今の私は、有ります。
やりきった時に
となります。
楽を求める事も時として良いのですが、その副作用は、なんでも苦痛に感じる感情です。
簡単な話で、苦痛は、その経験に基づいて感じるのです。
親は居ない。
金は無い。
食い物も無い。
そんな幼少期を過ごした方の苦痛の領域は非常に強いモノです。
※そんな人いない。と言う方がおりますが、戦後の日本には大勢居ました。
火垂るの墓。と言う映画を見ると解りますが、悲しい現実がゴロゴロ転がっていたのです。
4畳一間、風呂なし。
銭湯に通う。
しかし
この貧しさこそ、幸福感の根本だったのです。
何もないから
一つ増える事に喜び、感動、感謝を覚えたのだと思います。
なんでも、ある。揃っている。お腹を空かせたことも無い。
その人にとって、雨の日に歩く事も不幸なんです。
人の成長に、欲望は自然です。
当たり前の事が基本的で、その欲求に応える事に、感情は、喜びます。
この塩梅が、今の時代非常に混沌としています。
あるあるが普通なので
もっともっと、で、手に入らない事が苦痛で耐えがたい。
幸せを感じる心を育てるのも
幸せを感じない心を育てるのも
自分にもっとも主導権が有る事は理解しておいて下さい。
自分で育てる事が出来ます。
育てなくても良いです。
ただ、こんな方法がいつの日か、横柄になってしまった自分を少し、謙虚にしてくれます。
謙虚になれば、ありがたい事が沢山出てきます。