レッスン2
トレーニングの質を見直す。
故障する人に多いのは、筋肉の量を上げるのは良いのですが可動域が減っていくことに
気がついてない。
事が多く。
見た目の肥大、硬化した筋肉と、ポテンシャルの高い筋肉を同じように考えてる方も少なくないです。
肥大して硬い筋肉は良しとして
反対の作用の、緩む。伸びる。と言う作用が壊れてるんですね。
コレも競技によって、必要な要素は異なりますので一概に言えるものでは有りませんが…。
今回は基礎的な部分になります…。
まず、体質的に身体が硬い。は言い訳以外の何ものでも有りません。
学んで、努力すれば、誰でも柔らかくなります。
ケミカルなプロティン、アミノ酸。
日本人で四つ足肉が好きな方は、長い腸、消化器官の消化過程で、毒素系が強いので硬くなりがちですが…。
それでも、生理学上誰でも、それ相応に柔らかくは出来るはずです。
筋肉は増えるほどに、疲労させるほどに、関節を固める傾向が有ります。
例えば、私は、多くのアスリートに少なくても、ブリッジは出来る状態の可動域は確保するようにすすめます。
実験してみたい方は、まずブリッジを出来るカラダを作ってから、各所の抵抗を感じてみてください。
次に、筋力を増やす為に、腹筋を限界まで、少なくても、分けて構わないので100回くらい。
次に腕立て。
スクワット。
それぞれ、ワンセット10回 計100回くらい追い込んで下さい。
最後に、もう一度ブリッジをしてください。
翌日でも構いません。
筋力を増やす。疲労させる。それは可動域が減る事を理解して頂ければ結構です。
大まかに言えば、コレが故障の原因です。
部活、趣味の領域、サーキットトレーニング、スポーツクラブ、ジム、ゴルフ、テニス。
みんな、達成感の為に追い込んで疲れさせる。
結果、各関節問題や神経症状を発症します。
しかし、それは、普通の事と言えば普通の事です。
それをする人が多いので仕方無いですが…。
私も、こちらの勉強をするまでは、同じ事をしてました。
ただ、ポテンシャルが高くなるトレーニングは別物です。
モノにしてしまえば、かなり違いが出てきます。
一度考えてみるのはいかがでしょうか?
そのスポーツや運動をする目的を…。
みんなそうしてる。
人数が多いからする。
のと、本質をやる事は、別な事が多いです。
例えば
初動負可。トップアスリートが行うこの運動理論の本の中で、補強トレーニングはしてはいけない話が書かれています。
そんな事を受け入れる事が出来る人は限られます。
職人さんの世界もそうですが
教えてくれますが、理解できる能力と、実行する能力が有ってこそ初めて学べるんです。
しかし、多くの方が自分自身でその先に進みません。
理由の一つが、常識とは違うからです。
学校ではこう学んできた。学校の先生の言ってた事と違う。みんなもそうやっていた。
初動負荷も同じです。
補強トレーニングはするな・・・。
これを受け入れる事が出来るには、それなりのキャパが必要です。
補強トレーニングの問題は
実際、他にもいろいろな分野で書かれているのですが…。
一般的には、筋肉を増やし、体力を増やしていくことが普通です。
しかし、バランスと言う点で考えると
サッカー選手は、サッカーを続けてるだけで良い。
テニスもテニスを続けてるだけで良い。
腕立てやスクワットは、邪魔な筋肉を増やす事が多い。
補強をしないで、競技だけする。
それがもっとも、競技に見合ったバランスの取れた状態を作る。
と言う説は意外と多いんですね。
例えば、上記の、腹筋、腕立て、スクワット。
コレは、カラダのバランスで考えると、前面が非常に強化されます。
バランスと言う感覚で言えば
アン、バランスなんですね。
ブリッジが出来ない。
と言う事は、カラダを反らせることに抵抗が生まれる予定です。
前述したように大きく強くする事は良いのですが、緩む。伸びる。と言う作用を失っている事が多いのです。
コレも、お約束ですが…。
オスグッドのお子さんは、腹筋は得意だが、背筋が苦手で、反らせても非常に低い事が多い。
コレも神経支配を見ると分かるのですが…。
首の前、胸の前、腹筋、股関節前面、膝の前面、スネ、足首前面まで、関連した神経支配なんですね。
で、前置きが長くなりましたが、実際、対面では1分で済む話です。
今回は、野球肩のご相談なので、ココにフォーカスしますが…。
もう一度復習です。筋肉を大きく硬くする。それもそれで良いのですが、緩む、伸びる。これが出来なければ、故障の原因になります。
次に
パンチのトレーニングを真似てみてほしいのです。
右手のパンチを素早く出すには、左肩の引きの意識が重要。
知ってる方は、当たり前の話で申し訳ないのですが…。
左肩がいかに早く、大きく引ければ、右手のパンチは重く、早いモノになりますよね?
文字って難しいですね…。
肩がいかに引けるか?
を考えると、大胸筋を強く育てれば育てるほどに、肩は前に引っ張られ、引くことに抵抗が生まれます。
コレがデスクワークで大胸筋が固まり、草野球で肩を壊す1番多い理由です。
ちなみに、ゴルフ、テニス、デスクワークで猫背の方は、同じです。
テニス、ゴルフ、野球、格闘技、みんな同じです。
これに気が付いているマッサージの場合、肩の治療で、オア向けで大胸筋を揉んだり、肩が引けるように施術します。
しかし、背中だけ施術している方は、背中ばかり揉まれていますので
腕全体が前に出たままです。
ボディービルダーのこのポーズは、肩が背中側で肩甲骨が非常に離れています。
これ、ヒジを曲げるとデスクワークしてる姿勢なんですね。
う~~~~ん、文字では限界が・・・。
ボディービルダーの姿勢のまま、玉を投げようとすると、手投げになります。
コッキング?が引けないと?抵抗が強いと肩が壊れます。
今日は、ココまで
後は、冊子で頑張ります。
よろしくお願いします。
それでは、良い一日を!
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