こんにちは。
佐々木です。
今回は耳鳴りとか難聴とかに触れてみたいと思います。
軽いのからしつこい物まで耳鳴りを経験した事がある方は結構いるかと思います。
一般的によく聞く耳鳴りというのは、キーンといったと金属音とか、
低音でブーンと鳴る様なものがあったり、
シーシーとかジージー、ジーン、ボーンとかとか・・・
これらの耳鳴りの主な原因は末梢性神経障害や循環障害などと言われ、神経の伝達が悪くなり、
血流が阻害されることで起こるとされています。
が
ところがギッチョンチョンなんですね。
東洋医学では、音の種類や性質で変わるとされています。
まず、キーンとなる耳鳴りは腎性と言われ、年齢を重ねる事で起こる難聴や耳鳴りもここに部類されることが多いです。
腎というのは顔のパーツでは耳と関連が深いとされていて、
腎の機能が落ちる事で耳鳴りや難聴が起こるとされています。
さらに腎というのは先天の精というエネルギーのようなものを持っていて、
この先天の精は増えることはなく、一生涯使い続けていきます。
つまりこれが人の寿命になっているのですが、
年齢を重ね、先天の精が減ることで腎の気が落ち、
耳に症状がでます。なのでここはある種正常な反応と言えます。
ところがまだまだこれからという方に起こる耳鳴り、難聴はいただけません。
腎の気が予定より消耗されていたり、腎への負担が大きいとこういった症状がでます。
夜更かしに始まり、冷える食生活・習慣、そういったものが腎を弱らせます。
ブーンとか低音の耳鳴りは肝胆が原因と考えられています。
肝胆の気というのが上へ昇り易く、イライラ等で頭に血が昇るという表現がありますが、
まさにそれが肝胆の気で、肝火と呼ばれています。
その肝火が頭へ昇り、耳を塞ぐとされ、
耳の閉塞感や低い音の耳鳴りを起こします。
短気な方も気になりますが、普段からお酒を飲む方や、
サウナ等で熱を取り入れる様なことが多い方も注意は必要です。
また、近頃では薬物による耳鳴りもあるようで、ザーザー等と聞こえることもあるようです。
血流が阻害されるのか、もしくは肝に負担をかけてるのか、
はたまたどちらもなのか、正直なところ薬物による作用に関しては詳細は解りかねます。
解らないから怖いというのも正直なところです。
こういった何種類かお伝えさせて頂きましたが、
難聴のなかに、突発性難聴というものがあります。
原因不明、ストレスが原因とされ、ステロイドや血管拡張剤等の薬で治すようですが、
突発性難聴というのも前述した様なものの積み重ねで起こります。
突発と表記されてますが、決して突然でも原因不明でもなく、
なるべくしてなっています。
今一度日々の生活を見直してみて下さい。
ちなみにこの耳鳴り、難聴(突発性難聴)を鍼灸と一緒に調べてみて下さい。
ちゃんと効果を出しています。
これは治らないものでは無いので放置はせずに然るべき対処をとって下さい。