こんにちは。
佐々木です。
何故だか最近多い神経痛。
よく言われる神経根症状なんてのは、
なってみると中々に鬱陶しい。
ちょっと首を動かせばビリッ!
何もしなくてもジーン。
挙句の果ては年がら年中、指先やら腿裏などがピリピリピリピリ。
こんな症状がずっとあるのは正直辛いと思います。
日常生活に支障が出てしまうと何とかしなきゃと気持ちばかりが焦って、
予定にない患部への負担を強いることもしばしば見受けられます。
神経痛の原因となる物で大半を占めるのは先にも出た神経根症状と呼ばれるものなのですが、
その神経根症状の元となる神経がどこから出ているのかまず知って頂きたいです。
画像の黄色の紐みたいなのが神経なのですが、
脊椎、背骨の隙間から伸びて来るのが分かるかと思います。
腕ならば頚の部分から伸びて指先まで伸びていきます。
脚ならば腰から伸びているのが見れます。
神経根症状というのはこの背骨の隙間から出てくるのを、
背骨で挟むことで痛みや痺れなどを起こします。
もちろん付近の筋肉や通り道が狭窄してるなどで神経を挟み込む事もありますが、
多く見られるのは背骨、背骨付近で挟みこむのが原因です。
最近要因として多いのは、デスクワークやスマホなどで猫背になり、
本来グネグネと湾曲している背骨が真っ直ぐになり、
背骨の隙間が埋まることで流れが悪くなり痛みや痺れを誘発するようなものが多いです。
いわゆるストレートネックと呼ばれるものですが、
首の周辺の筋肉が同じ姿勢で固まってしまったのを、
鍼灸ではピンポイントに緩めて元に戻すのを助長できます。
日常生活を気をつけるのが一番ですが、
まず固まってしまったのをいち早く取り除いてしまうのがオススメです。
その後に運動などで治すのが一番の近道です。