こんにちは。
佐々木です。
日常的にパソコンやスマホが増えると頚肩のコリと同時に増えてくるのが眼精疲労。
眼精疲労という言葉自体は、実は眼が疲れてるというより、眼が疲れやすくなっている状態を指すのですが、
まぁ関係ないですね。
とりあえず眼が疲れる、疲れやすいのですが、それを感じる原因としては大体頚が多いです。
よく眼を酷使することで頚が硬くなるとは言いますが、
頚と眼がどう関係してるのかは伝わってない部分が多いかと思います。
まず眼から頚に影響を及ぼす理由はズバリ交感神経の作用が大きいと思います。
眼から入ってくる刺激、つまり光によって交感神経が優位に働き、
緊張を起こす事で身体の緊張を起こすのですが、やはり近い所から緊張が強くなる傾向にある為、
頚や肩といった部分は容易に緊張が起こるものと思います。
では、何故頚が緊張し硬くなることで眼が疲れやすくなるのかですが、
これは頚の中を通っている内頚動脈という血管の分枝が眼を栄養するからだと考えられます。
相対的に血流量が減れば、身体としては不足と感じ、その部位の機能を一時的に制限します。
それが頚の緊張によって眼に起こる訳です。
眼がシパシパしたりギューンとしたりと、一回使うのを止めてくれと言わんばかりに制限するのですが、
だったら眼精疲労を治す為に血流量を増やせば良いじゃないか。となります。
その通りだと思います。
そしてそれ自体は割と簡単で、眼から頚にきて、頚から眼にくるならば、頚を緩めればいいわけです。
ならばここは鍼灸のほぼ独壇場。
内頚動脈自体は深い部分にあるのですが、
それに影響を与える筋肉というのは頚の根っこに存在します。
ピンポイントに緩められるのは鍼灸の長所の一つです。
実際に鍼灸受けた方で、視界がクリアになった。とか、よく視える。
なんて話はよく聞く話です。
眼精疲労に関しては早めに受けちゃえば、
悩んでたのがアホらしくなると思います。