スタッフ佐々木。

自律神経失調症の自律神経。

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こんにちは。
佐々木です。

自律神経失調症は解るけど、失調してるその自律神経って何よ?って方に朗報です。

今回の記事は、その自律神経について書いていきます。

とはいっても再三触れてきた物ですので、

今まで読んで頂いてる方にとっては目新しい部分はほとんどありません。

改めて復習として、単なる読み物として、もしかしたら目新しいことがあるかも!といった好奇心で、

適当な用途で読んで頂ければ幸いです。

まず自律神経って何かですよね。

自律って言葉から考えていきましょう。

「自らを律する」と書いて「自律」

つまり自分をコントロールするってことですよね。

そんな神経ってことで、自分をコントロールする神経になります。

ここまでは武井壮風に言えば 「Easyです。」

では、何をコントロールするのか。

自分の身体と言いましたが、身体のどこなのよ?という話になります。

具体的に言いますと全身です。ザックリ言ってますが具体的です。

臓器のコントロールに始まり、汗腺、血管、瞳孔、皮膚などなど、

まぁ全部臓器は臓器なのですが、全身に自律神経によるコントロールを受ける物が存在しています。

なので、全身とザックリ言いましたが、あながち間違いではないことが解るかと思います。

では次へ進みます。

次は、更に具体的にどうコントロールするのかについてです。

自律神経というのは交感神経と副交感神経に分かれていて、

この2つの神経のバランス、どちらが強く働くかで各臓器をコントロールします。

臓器によってコントロールのされ方というのは異なりますが、

交感神経と副交感神経というのはある程度規則性があります。

交感神経は緊張時に優位になるとされています。解り易く言えば交戦時になります。

副交感神経は安息時に優位になるとされています。食後の軽い眠気が来てる時などがそうですね。

この2つが状況次第でどちらかを強めたり弱めたりしながら日々の状況を乗り越えているわけです。

いわゆるシーソーのようなものです。どちらかが上がれば下がるアレです。

臓器によってコントロールのされ方が異なると言いましたが、

臓器の特性がそれぞれ違うからそりゃ当たり前なのです。

それぞれの動きを説明させて頂きますが、大まかな部分は図を使わせて頂きます。

この図を見ながら交感神経と副交感神経の流れを説明していきたいと思います。

では交感神経からいきたいと思います。

状況としては交戦時で考えてみましょう。ライオンなんかと対峙してるのを想像して下さい。

武井壮みたいに勝つ事を前提で想像しないで下さいね。

できるだけ上から順々にやっていきます。

まず、ライオンの動きをシッカリと捉える為に瞳孔を開きます。

光が入るということはそれだけ相手の姿形をくっきりと捉えることができます。

そしてこの場面で泣いてなんかいられませんよね。

いや、泣きたい状況なんですが、涙で視界がぼやけるのはマズいのです。

そして緊張状態というのは生唾を飲むというように、口の中が渇いて粘ついた唾をゴクリと飲みます。

ご飯を食べる訳ではないので唾はこの状況下ではいらないのです。

次に急な動きに対応する為に筋肉をスタンバイさせねばなりません。

筋肉が動くのには酸素が必要ですから沢山取り込みたい訳です。

そこで気管を拡張させちゃいます。興奮してれば鼻息フンフンしちゃいますよね?

血流もガンガン促したいから心臓だってバッコンバッコン働いてもらいます。

ここでは書かれていませんが身体を運動させる為の筋肉、骨格筋を栄養する血管は太くなります。

が、骨格筋へ回した分、内臓への血流は逆に減る為に冠動脈などの血管は縮みます。

皮膚が縮むのは少しでも身体を硬くする為です。

つまり攻撃されても耐えられるように防御しています。

ライオンなんかに攻撃されたら皮膚縮めてようが関係ねぇよ!という野暮な発言は無しでお願いします。

血圧なんかは血流量が上がれば自然と上がります。心臓も強く打ってるので当たり前です。

胃腸などの消化管なんかは食べ物消化してる場合じゃないから論外ですよね。

そんなのは後回しです。今はライオンが目の前にいますから!

尿も出してる場合じゃありません。チビっちゃいそうなのは間違いないですが。

毛が立つのも皮膚が縮むのと同じで防御です。

汗が出るのは滑り止めです。物を掴んだり、速く走る為ですね。

これらが交感神経の作用です。正に臨戦態勢といった具合です。

ちょっと長かったので副交感神経は短めにいきます。

飯食って眠くなってアクビしてスースースー。です。

ほぼこれだけです。

全体的に緩んだ感じです。

人間含め、動物はこの交感神経と副交感神経のやり取りを日々を繰り返して生きてる訳ですね。

現代社会でいうならライオンは仕事とかでしょうか。

上司や取引相手などを想像するとイメージしやすいかもしれません

副交感神経は同じですが、合間にやることが沢山あると目がシャキーンって覚醒しちゃいますね。

こんな具合で如何でしょうか?

戦う・休む の 交感・副交感。

交感神経と副交感神経、合わせて自律神経。

自律神経は自らをコントロールする神経。

神経の出所は背骨、脊髄、脳。

自律神経を健やかに扱えてる場合は脳も健やかですね。

大事にしてあげて下さい。

-スタッフ佐々木。
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