こんにちは。
佐々木です。
人の性格というのは、案外体調一つでどうにでもなっちゃうものなんです。
というのが今回のお話です。
タイトルにもなっていますが、
まず解り易いものとして、頚椎症が性格が変わる症状の一つになります。
頚椎症というのは頚周りの症状を指しますが、
頚回りで痛みを感じたり、頚が締まって血流が悪くなることによって
交感神経の作用が強まる考えられています。
交感神経というのは、興奮や緊張を強め、様々な刺激に対して敏感になるとされています。
様々な刺激に対して敏感になるということは、
いつもを気にも留めない些細なことが気になってしまったり、癇に障ったりします。
はたから見れば、「気が短くなった」「せっかちになった」とか「神経質になった」とか
そんな風に感じることもあるようです。
こんな性格だから頚椎症になるのでは?と言われれば、それもその通りだと思います。
性格によって出やすい症状も様々あります。
今回の頚椎症で言えばこんな感じです。
何故なるのかと言えば逆順を追っていけばそのまま頚の痛みに繋がっていきます。
せっかちな方というのは、常に気を張っていて、緊張感を持っています。
緊張というのは先にも言った通り、交感神経が優位になった状態です。
筋肉も固まりがちで頚は締まる傾向にあります。
頚に痛みが出る下地は整っていますので、後は何かしらのきっかけでBOMB!と痛みが出ます。
それは頚に対しての唐突な負荷であったり、お酒であったり、寝違えであったり様々ですが、
頚が締まって無い人に比べれば圧倒的に痛みが出る頻度は上がります。
こんな流れから、頚椎症を治すには性格も変えれば治癒率は更に上がるのかもしれませんが、
なかなかそういう訳にもいかないと思います。
ならまずは生活のリズムを変えてみる。
少し行動に余裕を持たせてみるとか、多少のことは眼を瞑るとか、
やれることは少なからずあると思います。
また、頚を先に治療していくことで気持ちに余裕が出来て、
性格が穏やかになる方もいらっしゃいます。
最近気持ちに余裕がなくなった、カリカリイライラしやすくなった、
そんな感覚を持っているようなら一度治療に来てみるのもいいかもしれません。
もしかした気が楽になるかも?