スタッフ佐々木。

手首が痛くなる原因。

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こんにちは。
佐々木です。

ちょっと寒くなってくると増えるのが頚の症状なのですが、

今回はその中でも手首をみていきたいと思います。

ということで手首の症状も根っこを考えれば頚が問題で、

更に考えればお腹なんかも関係してきます。

ですが、まずは手首の症状にフォーカスしてやっていきたいと思います。

手首というのは症状が出る原因として障害となる部位がいくつか有る為、

勘違いをしやすい部分でもあります。

最初に言った頚から始まり、肩、肘、前腕、手首など、

神経や血管の流れが阻害される部位があり、症状も細かくみると若干違いがあります。

真っ先に出るであろう症状は怠さだと思います。

手首であったり前腕であったり、はたまた肩から先なんてこともあるかと思います。

少し前より手が疲れやすくなったとか、突っ張るとかそんな感じです。

次に来るのが痛み。

痛みが出るのは血流が落ちることで修復力が落ち、

擦れ合った筋肉が炎症を起こしたり、

引っかかった部位に神経が引っ張られたりする事によって

電気走ったような痛み、痺れがする訳です。

こういった症状がある場合、病名を貰おうとすると、

手根管症候群とか肘部管症候群とか言われたりします。

骨や靭帯が作る管の中を神経や血管を通る際に、

狭くなっていたり、骨に引っかかっていたりして、

血流が落ち、手首付近が怠くなったりするのですが、

手根管症候群では主に薬指から親指、

肘部管症候群では主に薬指から小指へ痺れなどの放散痛が起こるとされています。

これは障害を受けている神経が違うからで、

腕の神経で大きく3つ、正中神経・尺骨神経・橈骨神経とあり、

正中神経は手根管を通り、薬指から親指を支配し、

尺骨神経は肘部管を通り、薬指から小指を支配しています。

橈骨神経は主に手の甲側の筋肉を支配する為、ここが障害を受けると、

手首が持ち上がらないなどの症状が起こります。

これらの神経の大本はやはり頚から伸びるもので、

頚が硬くなっていたりすれば、

神経や血管の流れが悪くなり、その周囲にある筋肉も硬くなり、

神経を挟んだり、引っ張るようなことになります。

腱鞘炎なども炎症が起きてるのは手首や前腕部ですが、

これも本来あるべき修復力が、流れが悪くなることで足りないから起こるわけで、

こういった症状が出るなら頚は気にして頂きたいと思います。

これらの症状は麻痺してれば月単位でかなりしつこく治療することになります。

痺れでもそこそこ治療しなければ何も問題ない状態にするのは難しいです。

痛みだったら数回で改善することもしばしばあります。

怠いだけだけなら1回でも何とかなるかも。

こんな目安ですが、あとは日頃の行い、もとい生活習慣ってやつで上下します。

症状のバロメーターを自分で把握した上で色々気を遣ってあげると将来が安泰かと思います。

-スタッフ佐々木。

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