こんにちは。
佐々木です。
寒くなると神経痛などが顕著に出てくる為、
元々ある方は勿論、コツコツと育ててきた神経痛の素が
現在痛みを出している方が多いのではないでしょうか。
頚から腕、手にかけて出る人もいれば、
腰から尻、脚と出てる人もいるかと思います。
神経痛というくらいですから、身体中の至る所で出るのですが、
今回は特にメジャーな坐骨神経痛で少し気にして欲しいことがあります。
坐骨神経痛の主な症状としては、
お尻からモモ裏にかけて痛みが出ることが多く、
アキレス腱などにも痛みが出ることもあります。
坐骨神経痛というぐらいですから、坐骨神経というものが障害を受けているのですが、
坐骨神経が原因となる理由はいくつかあります。
いくつかあるせいで、坐骨神経痛を治そうと頑張っていても、
中々治らずに諦めてしまうことがあります。
坐骨神経痛の主な原因として、梨状筋によって神経・血管が通る隙間を圧迫してしまい、
脚への流れが悪くなる事で、痛みや痺れなどが出るというものがあります。
実際にこれだけが原因であれば、梨状筋を緩めるだけで、
脚はスッと楽になりますが、案外これだけが原因では無い事が多い為、
治らないと思ってしまいます。
梨状筋というのはあくまで坐骨神経の途中にある障害の部位代表なだけで、
元を辿れば腰になります。
坐骨神経というのもお尻からいきなり坐骨神経というわけではなく、
腰から伸びる神経が束になって坐骨神経になります。
つまり腰が悪くても坐骨神経と同じ様な症状というのは出ます。
梨状筋症候群と思い込んで、
せっせと梨状筋ばかり緩めてもこれでは元も子もない状態です。
落ち着いて、自分の状態を観察し、
気になる部位の原点も知る事で上手いこと改善させることが出来るかもしれません。
坐骨神経痛が治らなくて困っているかたは一度試してみると違うかと思います。