こんにちは。
佐々木です。
寒くなってくると神経痛は増えますが、
神経痛に伴って筋肉痛のようなものも同じように出易くなります。
神経の流れの良し悪しでも、筋肉を栄養する血管の状態を作っているので、
覚えのない筋肉痛みたいなものも案外寒さが原因で出ていることがあります。
寒さで身体が緊張&産熱しようと頑張っているので、
神経はギュッと閉めやすく、可動域も普段よりは多少小さくなるかと思います。
損傷しやすいとも言えますね。
そんな訳で腕の痛みというのも寒くなってから出てきているなら季節性という可能性もあります。
ただ、季節性で出てくるものというのは、
普段から原因や状態を内包しているということ。
痛みが出ているのであれば、いっそのこと治しちゃうのもいいんじゃないかと思います。
そして毎度のお話なのですが、腕が痛いのは、腕がおかしいから、という訳ではありません。
もちろん骨折とか断裂とか起こしてる場合は別ですが、
基本は腕の神経が出てくる頚から考えることが大切です。
頚が固まっていて神経を挟んでいれば腕は痛くなるし痺れるし、いいことありません。
逆に頚が緩めば腕の修復が捗ります。
治す事を考えたらこっちなのかな?とは思います。
腕に鍼をすると頚の方へビビビビビッとくるという方もいたりするので、
やっぱり頚かな?とこれまた思うわけです。
そして腕の痛みが出ている方に多いのが、
頚から少し下へ行って、
肩甲骨の内側のところです。
その辺を触っているとゴリッとした固まりを発見することがあります。
これも意外と要因を作っている一つだったり。
肩甲骨の動きも悪くなりますから、
肩の動き、頚の動き、胸の開きなど、影響力はそこそこございます。
肩甲骨を寄せるような動きをした時にその辺がゴリゴリするようなら少し意識して
動かしながら緩めることに努めることをオススメします。
ということで腕が痛いのは、寒さから。頚から。背中から。