こんにちは。
佐々木です。
お腹と背中、一見別物のようで1つのもの。
どちらかがおかしければ自然と反対側にも影響があったりします。
お腹が痛いのと腰が痛いのは別物かと問われれば、
別物ではないといいます。
腹痛の原因というのは色々ありますが、
下したり、便秘したりと少なからず腸へ疲れが出てたりすれば、
腸を支配する神経からフィードバックを受けて、
腸を支配する神経を出す腰に張りが出るのは当たり前と考えます。
そして面白いことに、昔の人はこの腰の所に「大腸兪」というツボを設けているんですね。
統計的にもそこに出るっていうのが解っていたんです。
ちょこっと上に行くと、「腎兪」というのが存在し、
同じく腎臓の疲れなんかを感知していて、
頻尿や不安感といった症状が出ている場合に反応が出ていたりします。
背中のツボの名前というのを見てみると内臓の名前が付いているものがズラ―っと並んでいます。
それだけ内臓、つまりお腹の中と背中の関係性は深いと言えます。
ただ背中が痛いから、腰が痛いからで放って置くのは
もしかしたら大事な部分を見落としてるかも・・・
そんな脅しも含めつつ、少しツボの名前を見てみるのも面白いかもしれません。
ちなみに手足などにも鍼をするのは、
経絡という臓腑毎の流れがあるから。
これは臓腑を経由した上で体幹は勿論、手足や頭の先まで伸びるものなので、
その流れの要所要所を刺激して、芯に影響を与えようといている為です。
試しに、それはどこに効くのですか?
という質問もありです。
多少プレッシャーはありますが・・・。
嘘です。
考えながら、感じながらやってますので遠慮なく質問して下さい。