こんにちは。
佐々木です。
別の記事を書こうと思ったら、
隅っこに「給食に牛乳は必要?」というアンケート的なものが・・・
約60%の方が必要と答え、残りの方が不要と答えてる状況でした。
ヘェーと思い、気になって詳細を見てみたら、
「Caを摂取する為に必要。」とか、
「栄養士さんが必要だと思って出してるんだから必要。」とか、
「タンパク質として必要。」とか、
「背を伸ばす為に必要。」とか、
「胃粘膜が守られて胃に優しい。」とかとか、
ほぉほぉなるほどなるほど。
それはまぁ大層な万能飲料ですね。
皆大好き牛乳!!飲もうぜ牛乳!!やったぜ牛乳!!
ってなりますね。
事実なら。ですが。
いや、事実な部分もあるんです。
たしかにカルシウムは多いし、タンパク質も多い。
身体を大きくする為の要素は含まれているかと思います。
なんせ仔牛があれだけ大きくなるわけですから。
そう、仔牛なら。
牛には牛の消化液や酵素があるわけです。
胃だって何個もありますし、それぞれがどういう働きを持っているか分かりませんが、
きっと各々で何かしらの役割を持っているのだと思います。
まず疑問として人間も牛も同じですか?ということです。
哺乳類で括ればそりゃ同じですが、身体の構造はまるで違います。
ゴリラやシカやらウマやらが牛乳ゴクゴクいってませんよね。
飲む環境が無いと言ったらそれまでですが、
飲む環境があっても合わないから飲みません。
飲んでも十中八九下します。
野生の動物が下すってよっぽどですよ。
で、人間でも考えたらどうなるのかは想像つくかと思います。
普段飲まない人が飲むとこれまた十中八九下します。
普段飲み続けてる人は下さないかもしれません。
何故なら内臓が少しバカになってるからで、
下す事すらしなくなってる訳です。
それでいいんかい!!って話です。
ちなみに栄養の話をすると、
カルシウムは乳糖というものに包まれていて、
乳糖を分解する酵素が無いとカルシウムが上手く吸収できません。
ちなみに日本人にその酵素はありません。
タンパク質も消化しづらいタンパク質が大半を占めていて、
消化しづらいが故に腸に長く留まり、腐りやすくなります。
腐敗すれば腸は傷むしガスが増えるかと思います。
これらを眉唾だとか極端だとか思う方もいると思います。
まあそれはそれでいいのかとも思います。
ただ、試しもせず、自分の身体の声を聞く事もせずに眉唾と思うのなら、
それほど視野の狭いことはないかと思います。
同じ人間という種でも、歩んできた歴史や文化が違うわけですし、
身体の構造もかなり違うものです。
調べるなら上辺だけとか、都合のいい部分だけではなく、
深くまで調べて欲しいのが正直な気持ちです。