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傷つけて治す。

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先日、症状は特にない、メンテナンス&美容鍼灸の方と

治療論についての話になりました。

たまに言いますが、最初から鍼灸を選ぶ方と

最後の最後で鍼灸を選ぶ方。

もしくは

症状が無い方。

症状がひどい方とでは、話す内容も異なります。

そこで、優しさとかの話になるのですが・・・。

優しさも人それぞれですよね?

時に優しさが原因になる事も・・・。なんて話になりました。

優しい人って、ズバズバ物を言う人は嫌い。

治療に置いても、無資格のサービス業を選びませんか?

そこから、自尊心や、人間否定、依存心や恨むタイプの人の話になり。

そこから今年の自分は「謙虚」って言葉が最近のテーマって話になりました。

謙虚とは

控え目で、つつましいこと。へりくだって、すなおに相手の意見などを受け入れること。また、そのさま。「―な態度」「―に反省する」

難しいですねって話です。

達人が難病を治せるのは、ズバズバ物を伝えるからでも有ると思いますし。

新人が優しいけど、ぜんぜん治せないのは、優しすぎるからだとも思います。

しかし横柄に人間否定してもいけないし。

気付きで有る事がもっとも効果的で

かと言って、気付きの為に注意しないで、それを延々ダラダラと根治させないのも問題です。

ここ最近で言えば、頚が痛い方、坐骨神経痛の方。

整骨院。薬。整体。カイロ。注射。全てアウトで来院されます。

酒は辞めません。

痛みを堪えて仕事をする事を優先させます。

短気で頑固です。

予約は勘弁してくれと言います。

治療計画は、本人の気分次第です。

一方で、気付いた方は、治療の為に詰めて通い、仕事を休み、お酒を辞め、治します。

鍼灸技術もさることながら、こう言った問題点を的確に伝える事も治療の一環なんです。

でも、時にこれに腹を立てたり恨んだりするタイプの方も少なくは有りません。

自分の定義は、治療家で有る以上、治ればどんな方法でも構わないし。

治った先の事を想像すれば、嫌われる事もやむなしですし。

でも、途中リタイヤの原因を作ってしまうギャンブルでも有ります。

優しくする事で治る現実が豊富に有るなら、私は何処までも優しくなる努力をしますが・・・。

若かりしき頃、難病の方々が、優しさを求め私の所に来てくれましたが・・・。

私は、その時、治せている自信はさほど有りませんでした。

患者さんのダメだなと思う色々な価値観に迎合し、出来ない言い訳に同意し続けたからです。

だから、最初からメンテナンス等で来られている方には、謙虚に配慮して優しく治療しているつもりですが・・・。

治療の場合、別の何かが変わります。

何処に行ってもダメだ。なんて来られると、原因をズバズバ言います。

しかし、これも

人間否定と取る方も居るでしょうし。

傲慢な医療人と考える方も居るでしょう。

人を傷つける言葉をズバズバ言う事の人は冷たい。

ひどい人と考える方も居るかもしれません。

私は、愛情の反対が

無関心

だと思うので、黙って見過ごす事は苦手です。

そして

傷つきやすい方も居れば、どんと図太い方も居て

頑固で短気はもちろんです。

と言う事で

傷つけてごめんなさい。

ゆるして下さい。

そして

患者さんが治療家を育ててくれます。

ありがとうございます。

それでは、今日も良き一日を!!

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