おはようございます。
佐々木です。
日々黙々と治療をしつづけていると、
つい基本的なことを忘れる瞬間があります。
それを思い出させてくれるのは患者さんだったりします。
言い訳チックで申し訳ないのですが、
何回か伝えていることというのは、
やるにしろやらないにしろ、伝わっているだろうと思ってしまうことがあります。
そんなこともあって、必要な時に改めて伝えるということを怠ってしまうことがあります。
ダメですねー。
主に生活の送り方などの話が多いのですが、
食べるものであったり、姿勢や歩き方といったもので、
患者さん自身も思い出したようにやり出す瞬間があったりします。
やってみたら結構調子が良かったとか、
そういう話を忘れた頃にされる訳で、
「あぁ!」とか「おぉ!」と思い出す訳です。
と、同時にちょっと嬉しかったりというのもあります。
良くなったっていうこともそうですし、
伝わってたんだなーっていうのもそうですし、
色々と嬉しい要素があります。
基本的なことというのは、聴くだけなら簡単なことですが、
習慣やその人の癖などの改善が主になるので、
それを改善しようと思うと、
意識していかないと中々できるものではありません。
そんなことをやって頂けるのは治す上でかなりプラスになるものなので、
そういった意味でも嬉しかったりします。
そして感心しちゃいます。
治す為に大事なこととして伝えているのに、
いつの間にか伝えることがなくなり、
患者さんは覚えているのかいないのか。
そんなことを考える事も無く、黙々とやってしまう自分に喝ですね。
テングになってるつもりはなくても、
いつの間にかテングになっているのかも?
身体の状態も案外そんなもんで、
昔はこういうことに気を遣ってたということをやらなくなってる事を忘れていたりとか、
もしくは体調を崩すような要因を行っている可能性があります。
まあ日々の積み重ねによって症状が出る事が多いので、
元々の習慣が怪しくて現在の症状に至っている事も往々にしてありますが、
調子が元気な時にやっていたこと、いないこと。
悪くなる時にやっていたこと、いないこと。
これらを今一度思い返して、
自分の身体に合うものを探したり、
前に言われたけどやってないなぁ、
なんてものがあればちょっと試してみてもらえると良いかと思います。
ついつい初心を忘れてしまう佐々木でした。