おはようございます。
佐々木です。
部位部位で「ここが痛い。」「そこが痛い。」と話を聞きながら、
じゃあ原因はこの辺かな、あの辺かな、と考えながら治療を行っていますが、
基本的にはまず中枢を考えーの、内臓考えーの、筋肉感じーの、・・・といった感じなので、
ラインが似てくると、やる事もそんなに変わらなかったりします。
例えば坐骨神経痛や腰痛や膝痛といったもの。
そしてその延長線上として足首も入れちゃったりする時もあります。モノによりますが。
ということで、足首のお話をしますが、
読む人によっては特に代わり映えしない内容になるかと思いますので予めご了承下さい。
まず足首をおかしくしてしまうキッカケというのは色々あるかと思います。
捻挫であったり、アキレス腱のトラブルであったり、
足の甲など足首の関節と関わりを持つ骨が疲労骨折してみたりとか、
コレをやってから、というのは結構あったりします。
ところが、ソレをやってから中々治らないでずっと放置されている、
なんてことも同じように結構あったりします。
痛いなら治そうぜ!が基本ですが、
何故中々治らないのか、そもそも何故そんな故障が起きてしまったのか、
キッカケはキッカケであって元々起こりうる要因があったんじゃないか、
などを少し考えていきたいと思います。
中々治らないというのはシンプルに考えて、
修復が行われていないから、もしくは必要な修復量に達していないから、
これがまず挙げれらます。
そしてもう一個が、
修復量以上に使うから、もしくは壊れて・壊している部位があるから、
こんな感じでしょうか。
修復を行うのが具体的に何かと言われれば、
新鮮な血液になります。つまり大事なのは血流です。
血流が悪くなる状態というのは、筋肉のコリ、硬直であったり、
緊張なんかも同じように筋肉を硬くさせる作用があります。
筋肉が硬くなるということは、血管が狭くなったり、
心臓へ血液を送り返すにあたって、
筋肉がポンプとしての役割を満足に果たせなくなることも考えられます。
心臓へ送り返せなければ新鮮な血液が回ってこなくなります。
更に言えば神経の伝達を阻害してしまうことも考えられます。
神経と血管というのは基本的にセットで考えられ、
神経の伝達が悪い部分というのは一緒に血流量の低下が起きます。
これらのことから筋肉が硬いことに良い事はあまりありません。
ではここで血流が足首へ行くまでの道のりを考えてみますと、
足首の上は下腿、その上が大腿、更に上は骨盤、臀部、腰部となっていきます。
勿論上からザーッと血液が流れてくるのですが、
この途中のどこが障害されても足首への血流というのは本来の力よりも劣ってしまいます。
今回で一番上として挙げられている腰部なんかも、
一見部位として遠くても、血流を考えると最上流なわけですから、
ここが悪ければ足首も同じく悪くなって然りだと思います。
神経も腰椎、仙椎といった場所から出るものから支配を受けるので、
これらが悪ければ神経の伝達もダメ、血流もダメ、こんな図式になっちゃいます。
足首だけを見ていて治らないと思っている場合は、
まずは腰は大丈夫なのか、お尻~大腿部は大丈夫なのか、
下腿は大丈夫なのか、その辺からチェックしてみると改善法がスッと見つかるかもしれません。
お悩みの方は是非一度地チェックしてみることをオススメします。