おはようございます。
佐々木です。
6~8月の夏の時期に体調不良になる方が近年多いようで、
皆さん色々考えながらやっているようです。
食欲が出ないところから始まり、
やる気も出ない、頭も痛い、終いにゃめまいといった感じで、
仕事も遊びも億劫になってしまうみたいですね。
ここでは何度かお話させて頂いている湿邪とほぼ同じ状態なのですが、
世間にこれが認識されているかと言われれば、そういうわけではありません。
あの手この手で何とか治そうとするか、
甘んじてその怠さを受け入れるか、どちらかに一つだとは思うのですが、
認識されていないが故に、あの手この手で治そうとしているのに、
そのあの手この手が、若干ズレてる?かなりズレてる?いやいやかすりもしないよ!
みたいなものが結構あるんです。
まずよくある話で、
怠いので体力温存の為にあまり動かないようにしてます。極力出かけません。
えぇえぇ。気持ちは解ります。
怠かったら動きたくはないでしょう。
ただこれ、体力使わない分眠りづらくなります。
夏は元々睡眠時間は短めで問題ないのですが、
それでも眠らなかったり、質が悪ければシッカリ睡眠不足になります。
そしてそれで身体は怠くなります。
更にもう一つ言えば汗をかかないのはダメです。
汗はかいて下さい。
湿邪というだけあって、湿気の邪気が身体に入っているわけで、
これを外に出すにはどうすればと言われたら、
汗をかく。
これがまず候補に挙がります。
次いで、おしっこで出す。
といった感じでしょうか。
おしっこを出すにも家でジッとしていれば代謝も落ちるので、
おしっこの頻度は減るでしょう。
それではダメなわけです。
次によくある話なのが、
食欲がないので、甘い物を食べます。
キッパリ言うと、ダメでしょ。
食欲が無かったら食べない方がまだ良いです。
というより食べないのが丁度良いくらいです。
ただ食べないにしても塩分は大切なのでシッカリと摂取して下さい。
梅干しパックンチョで問題ないです。
甘い物というのはまず胃が疲れます、冷えます。
そして疑似的な低血糖症になり、繰り返していれば慢性的なものになるでしょう。
甘い物が入ってくることで、血糖値は一気に上がるため、
インスリンがぶわっと分泌されて、
それを一気に消費したり蓄えようとして、血糖値を下げる方向に働きます。
一度血中に放出されたインスリンは役割を果たすまでは働いているわけですから、
血糖値が最初と同じところまで下がっても、
残りのインスリンが働くので、もう少し下がります。
そうなれば低血糖症となり、頭痛、めまい、倦怠感、イライラ、
こんなのが症状として出てきます。
甘い物をそんなに食べてないという方でも、
毎日の様にチョコを食べていれば食べ過ぎですので気をつけて下さい。
本来、食事を摂っていれば、糖分はそれ以上に必要ないものですので、
おやつがあれば過剰になります。
この二つだけでも逆の事をやっている方が割と多いのではないのでしょうか?
昔に比べ暑さの質も変わってきたのか、
梅雨の時期に出る様な症状が夏中ずっと出てることもあるみたいですね。
上手く湿気を身体から追い出して、
夏らしいゲンキハツラツなシーズンをお過ごし下さいませ。