脾胃(膵臓や胃)が疲れると
心が荒れる。
イライラ。ズクズク。モンモン。
キー。となって後で反省するほど感情の抑えが効きにくい。
肝臓が荒れると
ドッカーンとキレる。
酒が沢山飲める人は
もともと肝臓が大きい事が多い。
いわば肝(キモ)がデカイ。
肝(キモ)が座っている。
と言うのが、酒で肝臓が弱る状態以前の、その方である印象がある。
もしくは、体調の良い時は、若い時は・・・。と言う感じです。
しかしながら、肝臓も疲弊すれば、どうでも良い事に爆発的に怒りの衝動が出る事が有る。
東洋医学的に怒りは肝臓を剋する(弱らせる)。
そして、大酒のみの方が、キモが座らなく無くなる事で、時にパニック障害と言う事になる事もある。
どちらにせよ
上記の症状は感情に大きな作用をもたらします。
しかし
これも
感じられない状態で有れば、改善する治す事も難しいです。
ヨガでも
スポーツでも
仕事でも
感じなければいけない部分が大いに有ると思うのですがどうでしょうか?
私は治療をする事が仕事です。
何年も色々な患者さんを診てきて思う事は・・・。
大病になる人ほど
疲れや
ストレス
痛み
の感性が弱いです。
それと共に生きてます。
なので
まずは、感じましょう。
多分
最初は非常に難しい事だと思います。
何かの問題が発症するまで、それでずっとやって来たんでしょうから・・・。
親も、そんな事大した事ない。
情けない。
みっともない。
そう言う親かもしれません。
私の親は逆だったかもしれません。
それが疲れなんだよ。
早く治したきゃ、大人しく寝る事だ。
実は私も、解らないタイプですし。
佐々木先生も、解るようになったのは、海陽堂に来てからだと思います。
それまでは、仕事帰りにスィーツを食し、酒を毎日のように飲んでいた訳です。
毎日を辞めて、良くなって。
はじめて、甘い物を食べるとどういう事が心身に起きるのか?
酒を飲むとどう言う事が心身に起きるのか?
が、解るようになった訳です。
胃が荒れると
顔は逆上せ、手足は冷え、頚肩は異常に凝り固まり、時に坐骨神経痛や頸椎ヘルニアを出します。
自律神経失調症の症状ばかりです。
肝臓が荒れると
年々、心身は重く、硬くなります。
静脈は黒く浮かび、時に静脈瘤を作ります。
神経痛を発症します。
しめくくりに多いパターンが脳梗塞です。
見て下さい。
感じて、見て、認めて、生活習慣を対処処置する事で
治せます。
大病になる人は大体鈍感です。
癌になる人
リュウマチになる人。
根性は有りますし。
体力が有るかもしれません。
でも
疲れも解らない。
ストレスも解らない。
良い。悪い。が解らないって方も多いんです。
私は治療家です。
意外と多いのが
その方の長所で病が発症する事です。
頑張り屋で我慢強い。
努力家で優しい。
感性が鋭く頭の回転が早い。
計画性が有る。
協調性が有る。
信念が有る。
過ぎたれば、それが原因で病む事が有るのが、心身如実の概念です。
私だと
考える事が得意ですし。
信念も強いと思います。
治療の為に前日飲まない程くそ真面目ですし。
予定や計画、安定した日常を過ごす事を好みますし。
配慮する事、譲る事、遠慮する事
謙虚である事を善と考えますし。
弱い人には同情心も出てしまいます。
でも、これも過ぎたれば、全て心身を壊す原因になります。
私の場合、壊れたら
変えます。
例えば、昨年の脾の病証で動けなくなった時。
目まぐるしく考え、緻密に物事こなしていました。
考える事、同情、辞めました。
絶対的にこうする。
と言う考えも辞めました。
どうでも良いと考え。
考えるより空を眺め、観葉植物を眺め、海や山を眺めました。
アイスコーヒーを辞め。
考えないで運動をしました。
すぐに元気になれました。
でも
変えないで人は治せません。
良くしたそばから、悪い事をするからです。
それをしてしまう理由。
感じない。解らない。認めない。からだと思います。
何が良くて
悪いのか?
感じないからです。
癌になる人は、忍耐強い。我慢強い。と言われてます。
悪く言えば、頑固とも言われています。
これを治療者側から、もう少し考えて頂くと、身体の声、心の声を
感じない。感じようとしない。とも言えるのです。
病の大半は、その方の生き様の象徴の一つだと思います。
正直に言ってしまえば
生きる死ぬ。
死生観を持って、死を覚悟して生きている方の、どのような生き様でも邪魔する気は有りません。
むしろ、素敵な生き様です。と思うと思います。
ただ、その場合、どんな優れた技術者の治療も
良くする。と言う領域を出る事はほとんど無いと思います。
原因を感じて、それぞれある程度対処すれば、結果は異なると思います。
治る。治らない。
鍼灸で何が治るの?と言う方の言葉に散々考えた事があります。
だいたいこの言葉を言う方も
治る事をしている訳では無い。
毎日薬飲みごまかし。
整骨院やマッサージに通いごまかし。
鍼灸は副作用も無く、上記の薬やマッサージより効果は有る傾向が強くある。
が
何が治るの?とネガティブな思考で治療と向き合っている以上。
原因を感じて、自ら変える事は無いと思います。
そういう事を言って来る患者さんを治せる技術者は優れていると思います。
治す為に
色々調べ、マッサージや整骨院より上で有る事を知り。
薬の様な副作用が無い事を知り。
自ら治す覚悟をもって、鍼灸は優れているかも・・・と
ポジティブに通う方とは、難易度は雲泥の差です。
治療とは
患者さんをより良くする技術です。
それは、勉強する事も大事ですし。
触る。聞く。嗅ぐ。診る。それぞれを感じる能力。
的確に刺す能力。
治癒する価値観へ導く能力、色々必要です。
イラついて怒ってる患者さん。
泣きそうな悲しい患者さん。
ネガティブな患者さん。
本音と建前で嘘ばかりの患者さん。
社会的価値観が強い患者さん。
自分の考えが無く、普通は常識はと話す患者さん。
人は誰しも少なからず目の前の人の影響を受けます。
それは
治療家も同じなんですね。
なので自己管理する能力も大切です。
逆を言えば
来た!!と思わせてくれる波長が高い患者さんも一杯居るからこそ。
私もバランスを保てますし。
本来あるべき形を見れるようにも思います。
いわば、体調さえよくすれば
人は、感情に翻弄される事無く、理想的な、自分の倫理観や理性で生き。
素直に喜びや楽しみ
愛し愛される
そんなふうに生きる事が出来ると思います。
私の勝手なイメージですが
心身如実も心理の一つ。
悟りの一つだと思います。
胃が悪いまま、表面上だけ素敵な事を言い。振る舞っても。
それは
虚
嘘では無いのでは?と、宗教家の方。コーチングの方の治療をする際に思いました。
唱えなくても
体調さえ良ければ
性善説は成り立つと思います。
なーーーーーんちって。
最近、女性の治療の際に6本程度美容鍼灸をオマケでしています。
理由は、大先生が、女性ってのは、シワがたった一本減るだけで
波長が上がるんだよ!!
面白いな~
お前もやれ!!と言うアドバイスから
やってます。
と言う事で
感じて対処できるようになりましょうね!!
それが治療費の節約。
鍼灸の卒業の近道です。
いくら腰痛、首痛が消えても、みぞおちで脈がドコドコいってるのに
根治です!!とはなかなか言いにくいのが正直な思いです。
動積(脈をうつ固まり)はガンの元になりますからね・・・。
みぞおちの動積のメンタリティーの問題は
我慢です。
我慢を善と考える概念です。
そう考えると
もっと
素直に、ワガママに生きる事がオススメです。
我慢にも質が有ります。
毎度の話ですが、我慢は「善」とは限りません。
我慢(がまん)とは、仏教の煩悩の一つ。強い自己意識から起こす慢心のこと。
四慢(増上・卑下・我・邪)の1つ、また七慢(慢・過・慢過・我・増上・卑劣・邪)の1つ。仏教では人間を固定的な実体として捉え、自己に執着(しゅうじゃく)することを我執(がしゅう)といい、その我執から、自分を高く見て他人を軽視する心をいった。
現在、一般的に自分自身を抑制し、また耐えるという意味あいで「我慢する」などと使われるが、これは、もともと「我意を張る」などという強情な心意を介した転用で、近世後期から言われるようになったとされている。
ウィキペディア参照。
と言う事で
今日も
感じて生きて行きましょう。
何か買う時の店員さんの態度。
道すがらのすれ違う人。
話す相手。
目の前の相手にも自分は写し出されます。
無駄にイラついてないかな?
無駄に言い過ぎてないかな?
認められたい。受け入れて欲しい。愛されたいだけですよね?
昨日は早寝早起きで来たかな?
何食べたかな?
何を飲んだかな?
感じ無ければ、対処も出来なければ
相手と言う自分を攻撃する事になると思います。
受容と承認では無く。
否定と否定。
それが戦争ですよね?
目の前の人は、自分自身の映し出しなんです。
縁です。
縁を作るのは、自分の意志も大いに絡みます。
大先生と会うと毎度言われますので
皆さんにも
波長落とすなよ!!
と言う事で
食べ物。睡眠。質の良い休息。
宜しくお願いします。
サンキューベリーマッチョ!!