おはようございます。
佐々木です。
坐骨神経痛と筋肉の痩せというのがどう関係しているのか、
気になって夜も眠れないという方がいるかは解りませんが、
何が関係しているのかは知っておいて損は無いと思いますので、
今回はそんなお話。
筋肉と神経というのは切っても切り離せぬ関係なのはよく解るかと思います。
筋肉を動かす為には、
脳からの信号があって、
神経を伝って筋肉は動く訳なので、
神経が無かったら筋肉は動かない。
これは解るかと思います。
神経の流れが悪いと血流が悪くなる。
これが多分一番答えに近いものになるかと思います。
神経と血管というのは基本的にセットであることが多く、
神経の伝達が悪い場合は、同時に血流も悪くなっていることがほとんどです。
神経によって筋肉が動かされるので、
神経の伝達が悪くなれば、筋肉の動きも悪くなり、
筋力低下を引き起こし、使わない筋肉は自然と衰え痩せていきます。
痩せた筋肉というのは血管を圧迫してしまうので血流が悪くなります。
ただ痩せると聞くとプラスなイメージで聞こえる人もいるかもしれませんが、
この場合はマイナスな部分しかありません。
筋肉というのは血流が正常であれば、
ほわっと柔らかく伸縮自在なものになるのですが、
栄養が十分に行き届いてない筋肉というのはパサパサです。
極端に言えばジャーキーみたいなもんです。
硬くなって繊維が目立って伸縮なんて以ての外って具合なものになります。
こうなってくればその中を通ってくる神経や血管を圧迫し、
更に痛みや運動障害などを引き起こすことになります。
だから坐骨神経痛などで筋肉が痩せてきて痛みが増したりするのは、
筋肉が衰えているということを考えた方がいいかと思います。
治し方は至ってシンプルで、
血流を問題点へ促してあげればいいんです。
多少は時間が必要になることもありますが、
間違いなく良くはなっていきます。
にっちもさっちもいかないのであれば,
こういう考え方のもと、鍼灸なんかいかがでしょうか。