おはようございます。
佐々木です。
前回、春は変化の季節というお話をさせて頂きました。
変化の季節ということで、身体の状態も変化しやすいのですが、
この変化に何も対応しないでいると冷えを喰ってしまったりして、
大きく体調を崩してしまいがちです。
こんなこともあるんだよーっていうことを知っておいてもらえれば、
多少は気を遣ってくれるのかなと思いますので、
こういう時期になりやすいモノをいくつか出していきたいと思います。
春は変化の時期なのですが、同じように秋も変化の時期ではあります。
ということで春になりやすいものには秋にもなりやすいものもありますので、
秋の調子なんかも思い出しながら読んで頂ければと思います。
まず変化の時期に起こり易いもの代表として、
ギックリ腰が挙げられます。
筋肉の質が冬の頃とは若干変わってきますので、
いつもより少し動きが大きく出来る分、
気をつけないとオーバー気味に動いてしまい、
大きな負担になって腰がやられてしまうことがございます。
そうなれば今度は動きを制限する為に腰回りの筋肉は固まり、
動かしたくても動かせずに強い痛みが出たりします。
筋肉も何の気なしに固まっている訳ではありませんので、
ちゃんと準備運動やストレッチなどを運動の前後にやったり、
普段から「これだけ動けるよー」っていうのをストレッチなどで、
筋肉さんに教えてあげておくと事故は起こりづらくなるかと思います。
また暖かい日と寒い日が入り乱れますので、
暖かくなって身体の色んなモノが緩んだ状態で、
寒い日に冷たい空気をガンガン受けていると、
スー―ッと冷えが入り込みやすくなりますので、
合間のちょっと寒いぐらいの日とかに
油断して薄着をしないように気をつけて下さい。
いわゆる季節の境目とも言える時期ですので、
風邪の類にも気を付けた方が良いかと思います。
たかだか風邪と思うかもしれませんが、
他のモノとセットになると中々厄介なモノに様変わりします。
風邪自体も筋肉は突っ張らせたり、痙攣させたりと、
決して良い物ではありません。
主に背中、肩甲骨の内側や頚辺りから入ってくることが多いので、
まだこの時期はその辺りがスースーしない様に守っておくと安心だと思います。
そして最後にもう一個、
うつ症状というのもこの時期は案外出易かったりします。
変化のある時期ということで、感情の起伏が激しくなります。
ただ落ちるだけなら大丈夫なのですが、
問題なのが激しい怒りの後の急激なうつ症状です。
ガッと上がった後にガンッと下がるので、
身体も動けなくなるぐらいにグッタリしたりします。
こうなった時に身体が動かないぐらい怠くてヤル気が起きないということで、
薬などに頼って元に戻そうとすると、
それ自体が不自然な行為ですので、どつぼにハマる傾向があります。
落ちた時はそのまま回復するまでゆっくり休養。
これが大事なんです。
落ち込み続けるというのは実は中々難しいもので、
いずれ上がってくるのが人間ですので、
無理をせず、しっかりと時間を使えば自然な立ち直りが可能なはずなので、
無理矢理気持ちを上げる様なものを使ったりしないように気をつけて下さい。
とりあえずはこんな感じでしょうか。
春の変化というのがどういうものなのか、
多少理解しておけば何かあった時にもこじらせる様な事もなくなるかと思いますので、
是非頭の片隅にでも留めて置いて頂ければと思います。