スタッフ佐々木。

ジメジメしてきたから戒めを込めて。

投稿日:2016年5月19日 更新日:

おはようございます。
佐々木です。

少しジメッとした空気を感じるここ最近ですが、

体調を大きく崩したりしていませんでしょうか。

ちょい崩れ、みたいな人はもしかしたら多いのかもしれませんね。

毎年の様に梅雨の時期、もしくは前ぐらいから似た様な話をしてしまうのですが、

暑いとか寒いとかっていう気温が体調に影響するのはなんとなく解るかと思います。

ただ、湿気が体調に影響するということを知らない方は案外多いのではないかと思っています。

ジメジメが気分的に嫌とかっていうのとは別で、

実は湿気が原因かもよ?みたいな症状があるんです。

聞いてみると、あーたしかに。と思える物があると思いますので、

少しお話させて頂きます。

湿気というのはご存知の通り空気中の水分を指しているのですが、

空気中の水分が多ければ体内の水分が出づらくなります。

体内の水分を出す手段というのはこの場合主に汗なのですが、

湿気は多ければ汗をかきづらくなります。

汗を上手くかけなければ体温のコントロールが上手くいかなくなるので、

体調を崩してしまって、いわゆる熱中症なんてものになったりします。

ここら辺までは熱中症なんかの原因として、よく知られた話だと思います。

熱中症と言われると、あぁ。と思う人も居るかもしれませんが、

実はもっと日常的な体調不良の原因になっていることがあります。

例えばお腹をよく下すようになったり、

浮腫むようになったり、なんとなく怠い、やる気出ない等です。

これはシンプルに体内の水分を排出できていないからですが、

下痢として水分を出してしまうのか、

行き場を無くした水分が本来有るべきでは無い所に溜まって浮腫みとなるのか、

そんな違いです。

水というのは熱を奪う作用があるのですが、

浮腫みとなって腕や脚などに溜まれば、冷えなどにも繋がり易く、

手足が冷えれば人間元気も無くなりテンパりやすくなりますので、

怠かったりなんだりって話になってきます。

そしてこの水分を調節する機能というのが、

本来身体に備わっているのですが、

それが疲弊していたりすればこれらの症状というのは湿気とは関係なく出易くなります。

その機能を担うのが度々登場する「脾」というものなのですが、

この脾を理解するのは現代医学では若干難しいというか、

少しズレたものになるので、イメージで理解して頂ければと思います。

脾というのは消化器のまとめ役の様なもので、

栄養を全体に行き渡らせる役目を持っていたり、

それと同時に水分の調整を肺や腎なんかと一緒に行うものになります。

これが弱ってくると食欲などが落ちたりするので、シンプルに元気がなくなる。

水分の調節が下手になるので、先程と同じように手足が浮腫んだり、下痢をしたりします。

脾が疲れる原因というのは、

湿気などの水分過多などによって仕事量が増えれば負担になりますし、

胃と連動して甘味などによっても疲弊します。

甘味は一時的に活性化するのですが、

過度に働いてしまって一気に疲弊します。

定期的に甘い物を摂取すると、その上がり下がりで脾胃はバカになりますので、

気をつけて頂きたい部分だったりします。

気付いた時にサッと変えられればそれ以上程度が悪くなることも早々ないので、

先に気付ける状態、知識を持っておくことも大事だと思います。

気付いたら出来る事としては、

まず甘い物を避ける。

動いて汗をシッカリとかいてみる。

辛いものなども一応水分を出すのに一役買いますので、

そういうものもありだと思います。

それと大事なのはイメージです。

何が原因で今こうなっているのか。

色々自分なりに関連付けていって、

もしかしたらこうなのでは?みたいなものを一連の流れとして考えられると

対処法も色々考えられるかと思います。

最後に何故こんな話を毎年の様にしているかというと、

自分が湿気に弱いからです。

少しジメジメしてくるとすぐにお腹が緩くなってくるので、

ちょっとした戒めも込めてお話させて頂いています。

気になった方は少しやり方を変えてみるのがオススメです。

お知らせ

5月22日日曜は海陽堂がお休みとなります。

ご不便お掛けしますが宜しくお願い致します。

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