おはようございます。
佐々木です。
体調の良し悪しというのは、
人によって感じ方も様々ですし、
日によっても多少変わってきますので、
それをパッと見で判断するというのは少し難しいのですが、
身体の状態、この人はココが疲れやすい、壊れやすい、
ないしは既に壊れているというのは結構解る部分があったりします。
例えば見た目で解り易いものとして、
色素沈着なんかが挙げられます。
衣類などが擦れて黒ずんでしまったという人も居るかもしれませんが、
それだけではない場合もございます。
ここでよく見る黒ずみというと、脊椎上の黒ずみです。
これが衣類が擦れたからできるのかというと、そういう事ではないんです。
そもそも擦れている事自体がおかしいのでそれを気にするべきです。
では何故擦れる事がおかしいのかというと、
背骨の両脇には脊柱起立筋という姿勢を作る筋肉があります。
で、その筋肉というのは本来背骨より盛り上がっているので、
黒ずみ難いはずなんです。
それが黒ずむということは、脊柱起立筋が痩せてしまっていて、
ベターっと薄っぺらくなって背骨の方が盛り上がってしまっている場合と、
ヘルニアなどの骨のズレによって、
ボッコリ飛び出していたりする場合とがあります。
このどちらにしても、背中や腰などを痛める原因になりますので、
このような黒ずみがあると間接的に腰が悪いとか頚が悪いとか想像が付きます。
更に服が擦れて黒ずむというのなら、
皆が皆黒ずんでいるのではないのでしょうか。
そうではないのは、身体が代謝をしているからですよね。
代謝をすることで古い皮膚から新しい皮膚へと変わり続け、
黒ずむことなく綺麗な肌でいれる訳です。
つまり黒ずむという事は、それだけ代謝も落ちているという事で、
部分的に黒ずんでいるのはその周辺の血流なり何なりが悪くなっているから、
ということが考えられます。
腰なんかは顕著に出ます。
ギックリ腰をよくやったり、
年中腰が痛いと言っているような方の腰なんかを見させてもらうと良いかもしれません。
腰の部分が結構な確率で黒ずんでいるかと思います。
あくまでパッと見での判断ですので、
細かく診ればもっと気になるものなどは有るのでしょうが、
見当をつける事は容易です。
いつの間にかできた身体のシミなんかも、
内臓からの一つのサインで有る事もありますので、
気になるものがあるのであれば少し気を遣ってみるといいかもしれません。
身体の中は見えませんが、
中の状態を外に表現している事も有るという事を今回知って頂ければと思います。