おはようございます。
佐々木です。
すっかり秋の気候になって、
朝なんかは空気が冷たくて布団から出るのも億劫になりますよね。
冷たいだけでなく、乾燥もしていますので、
肌の調子が気になる人もいると思います。
自分の場合は静電気が気になります。
車の乗り降り、玄関のドアで毎度静電気にやられるという、
なかなか嫌な思いをするのですが、
そんなことはどうでもいいんです。
秋というと東洋医学では肺が気になる訳ですが、
肺のイメージというと呼吸する為に縮んで膨らんで、
というのがあるかと思います。
ただ、それだけではないのが肺なんです。
秋になると寒くて乾燥して、風邪を引いてしまうという人も多いのではないでしょうか。
実はここに肺が関わってきます。
風邪を引くのは菌やウイルスのせい、と言われればその通りなのかもしれませんが、
それらが他の季節にいないのかと言われるとそうではありません。
問題なのは、肺が弱る事で
身体のバリアのようなものが一緒に弱くなってしまうことなんです。
このバリアを「衛気」というのですが、
外から来る悪い奴から守ってくれるスゴイ奴なんです。
そんなスゴイ奴の力が弱くなってしまうという事は、
悪い奴が外から入り放題になるという事になります。
それこそ菌とかウイルスとかもそうです。
簡単な話、肺が弱れば免疫が落ちるという事です。
だから風邪だって引きますし、他の感染症だってかかり易くなります。
冷たい空気、乾燥した空気というのは肺にとって大敵です。
呼吸の仕方を考えたり、空気を温めたり、
頚などの吸気の通り道を冷やさない様に気を付けたり、
色々工夫して気を付けられれば風邪などを引かなくて済むかと思います。
後は肺に力をつける為に食べ物なんかも気にしてみるのもいいと思います。
肺に適した食べ物というのは白い物。
大根とかレンコンとかネギとかキャベツとか、
そういう自然な白さの食べ物です。
小麦粉とか白米とか上白糖とか精製塩とか、
こういう不自然な白さは基本よろしくありません。
免疫をしっかりと働かせる為には、
この時期の空気、食べ物を気にしてもらえれば、
上手く過ごせるかと思います。