おはようございます。
佐々木です。
デスクワークが多いこのご時世、
色々と身体の不具合が出ている方もいるかと思います。
特に頚とか肩とかは、
常に違和感を感じている、なんて人もいるのではないのでしょうか。
パソコンなどをしていれば腕が常に前に出ている為に、
肩関節が内側に巻いてしまっていたり、
前がそのような状態であれば、
肩甲骨は外側へベターっと張り付いちゃっていたりします。
この様な状態というのは、
動きが悪いのは勿論、神経や血管を挟みやすくもなりますので、
腕が怠くなったり、冷えやすくなったりします。
こんな状態は誰だって嫌だと思います。
ならばどうにかしましょう。
ということで簡単な理屈としては、
肩が内側に巻いているのを戻せば
違うのではということになります。
まず動かしながら理解して頂きたい事として、
肩が巻いている状態というのは手の平が後ろを向いている状態で、
肩が開いている状態というのは手の平が前を向いている状態になります。
ザックリですが。
もう一つ付け加えるなら、
猫背だと肩が巻きやすいです。
鳩胸だと肩が開きやすいです。
つまり、必要なのは手の平が前に来ていて、鳩胸、胸を張った姿勢になります。
この状態をキープ出来れば肩の巻き癖は治るでしょう。
なんて、そんな簡単な話では無い事ぐらい解っています。
肩が巻いてしまうというのは、変な話、肩を巻かせる筋肉が強いという事になります。
これは絶対的に強いという訳ではなく、相対的にです。
開く筋肉に対して、ということです。
逆に言うならば開く筋肉が弱いという事です。
これは相対的にですが、絶対的に弱い人も多いです。
ここでまたザックリといきますが、
巻く筋肉は前で、開く筋肉は後ろです。
つまり肩を開く為に、後ろの筋肉を少し強くして頂くのが大事になってきます。
肩甲骨が外にベターっとなってしまっている人も多いという事を言いましたが、
これがまんま後ろが弱い証拠です。
前後のバランスが良ければ、肩甲骨の形が程よく浮き出ていて、
シルエット的にも頚や肩がスッとなっていて、腕が細く見えたりします。
傍から見ても動きが解り易いものになります。
逆を言えば肩甲骨が外にいっているとシルエットは悪くなり易いです。
肩甲骨のポジションを戻すだけで
シルエットが変わるんですよ!
素晴らしいとは思いませんか!!
まぁそんなのはオマケ程度の話で、
メインは頚や肩のコリです。
頚や肩の違和感を少しでも減らす為に、
肩甲骨を内側に寄せられる様にしてほしく、
内側に寄せるには背面の筋肉を少し育てて頂く、
それが言いたいのです。
肩甲骨が寄れば自然と姿勢も起きてきて、
背筋がピンとなって自然と胸を張る様になるかと思います。
猫背が治れば、それだけで頚の負担というのはかなり減りますので、
違和感というのは半分以上無くなるのではないでしょうか。
バランスが悪い人が多いご時世なので、
是非背面を鍛えて頂ければと思います。