おはようございます。
佐々木です。
今や時代はわんこもにゃんこも鍼灸といった時代になったんですね。
中医学を取り入れた動物病院というのが増えて来ているらしく、
その中の治療として鍼灸もあるんだそうです。
一昔前と違ってわんこ、にゃんこ特有の症状も大分減って来て、
がんや糖尿病といった生活習慣病といった、
人となんら変わらないようの病気が増えてきたみたいなのですが、
そうなった時には西洋医学だけでは限界がきてしまうらしく、
そこで中医学の登場ということらしいのです。
ここでやることも人を診る場合と変わらず、
見て、聞いて、嗅いで、触って、話して、
といった診断をベースにしたものになり、
その患ワン?患ニャ?に合わせた治療を考えるみたいです。
つまり病気を見てはいるけど、実際に診ているのは身体。
同じ様に診れるという事は、
犬猫もその他の動物も人となんら変わりないということだと思います。
病気だけを見ていても、治すのには限界があり、
その後を考えてみても、身体を変える事を考えていないのであれば
また再発する可能性があります。
そして西洋医学でやる事というのは、病気を見ること。
それだけでは勿体ないのです。
仮に病気が折角良くなったとしても、
その原因を作った身体の事も一緒に考えてくれると
更にまた違った結果を作る事ができるかと思います。
結局は積み重ねみたいなものがモノを言うのだと思います。
勘違いされると困ってしまいますので追記として。
西洋医学では限界がくるので、鍼灸、中医学という事ですが、
これらは神秘的なものであったり、魔法の類ではありません。(当たり前ですが)
ただ、鍼灸というものに神秘的な効果を期待する方も多かれ少なかれいます。
中医学、鍼灸というのは長い時間を掛けて統計を積み重ねて出来たものになりますので、
一朝一夕でどうこうなったというものではありませんし、治るというものでもありません。
こんな事言ってしまうとつまらない話になってしまいますが、
あくまで一朝一夕で。という事です。
それなりにデータがあった上で色々治療を行っていますので、
ある種の神頼み的な物とか、根拠が無い物、乏しい物、
という訳ではありません。
神秘的な効果を期待して頂くのは構いませんが、
施術者のほとんどはそこには頼っていないという事を知って頂ければと思います。
犬も猫も人も鍼灸という面白い時代になってきましたが、
自分がやる事は特に変わらず日々コツコツと。です。
我が家のニャンコ先生ぐらいにはやってみようかなぁ。
なんて考えてみたりしていますが・・・