来月は
足ツボプランを用意しましたので
少々、ロジックに推奨してみようと思います。
竹前の見習い時代。
プロ選手が多く通う治療院でも、足ツボはかなり多目に施術してました。
指圧ベースの鍼灸治療院で
全体の施術時間の3分の1ぐらい。足ツボをするところでした。
それと
以前に
なぜトップアスリートの親は足裏を揉むのか?
にも書いたのですが
トップアスリートに共通する子育て術があると言ってました。
1 10歳までに足の裏を刺激する
トップアスリート達は、裸足で遊んでいたり、
親が子供の足裏をマッサージしていたらしいです。
イチローは、お父さんが毎日イチローの足裏をマッサージしていたそうです。
これは運動能力が高まるそうです
2 褒め上手で怒ったことがない
常に遊びの延長
褒めてもらって、嬉しいことで学習能力が上がるそうです
3 両親のどちらかがそれを好き
親が好きなことが、子供も興味を持ってできるそうです
4 目標設定は実力の10%アップを設定する
どの親もプロになって欲しいと言ったことがなく、達成できる目標設定が上達するそうです
5 子供が帰る時間に両親のどちらかが家に居る{家}
両親のどちらかが、子供と一緒にそれに取り組むのがいいそうです
6 両親の仲が良い
という内容。
で書いたのですが・・・。
竹前、娘も揉んでた訳ですが、最近さぼり気味でした・・・。
ので
またやろうと思いました。
さて
今日は、もう少し掘り下げてみようかと思います。
①東洋医学的に「気を下げる」事は、とても重要です。
病の前駆症状に手足の冷え。
頭は逆上せて足は冷えている。
このような状態を、上半身熱く下半身が冷えている。
上実下虚。といったり。
もっと、短気や怒りのような感情的な言い方ですと
肝火上炎などと言い、怒っている状態や気の短さを表現する言い回しになります。
東洋医学に置いて、心も体も同一。心身如実を考えますから
短気もまた病証です。
こう言った状態にならないように、注意しようと
「頭寒足熱」
頭は涼しく、足は温かく。という養生訓が昔から言われておりました。
また。怒り心頭という文字どうり。
怒りは頭部に上り、全体の気のバランスは上に上ります。
頭に血が上りますので
その時、足の気血は減りますので冷えます。
イライラストレスを溜めるほどに、足は冷え。頭は逆上せます。
そして、また、小さなことにイライラするようになります。
簡単に言うと、足の冷えは、負のスパイラルになりやすくなります。
足ツボは
それを、軽減、緩和、改善するきっかけにはなるかと思います。
これだけでも、良いのですが・・・。
鍼灸師なんで
もう少し、ロジックに行きます。
まずは
婦人科系・・・。
これも定番の話なのですが
婦人科系を抱える方の一部には
腰痛に始まり→坐骨神経痛→ひざ痛→アキレス腱炎→踵(かかと)痛。
なんて流れが有ります。
私、運動しないのにアキレス腱炎って診断されちゃって
休めと言われても
そもそも運動しないし・・・。的な話がチョイチョイ有ります。
これを足ツボのチャートを見ると、踵(かかと)は、まさに婦人科系なんですね。
治療論には、理論上。
遠心性、内側から、外側に効果を出す方法。
例えば、神経痛、ヘルニアなどは、背骨周辺から、手や足の痛みの治療を行います。
と
求心性、外側から内側に効果を出す方法。とが有ります。
ツボを刺激して内臓に治療効果を出します。
足を刺激してあげる事で、婦人科系にも効果が期待できます。
婦人科系に限らず。
東洋医学的な気の流れ血液の流れ、気血の流れが悪いので抹消に冷えを作りますし。
西洋学的に考えても、足の抹消の毛細血管は、心臓や肝臓、内臓の栄養素や不要物を運ぶ上でもっとも遠い部位です。
日本の運送業界で言えば、臓器は、東京。
そこから足の指先は
北海道の最北端の宗谷岬は足の指に匹敵する話かと思います。
その道路の途中で、災害が有れば、足先までの、荷物またはごみ回収は上手くはいかず。
宗谷岬は、熱を作ることが出来なくなり。
ゴミだらけで誰も暮らせない地域になります。
皆さんの指先には、細胞という住民が沢山います。
少し、訳が分からなくなってしまいましたが
足先の住人を元気にしてあげる事が、物流を改善させるきっかけにはなります。
海陽堂では
治す目的の治療がベースに有ります。
美容鍼灸でも
スポーツ鍼灸でも
ビジネス的にウケのよい、顔だけをザクザク刺す。痛いところだけをザクザク刺す。
という方が儲かりますが
根本的改善、体質改善には繋がらず。
その場しのぎの繰り返しになります。
足ツボも、考え方、やり方で意味が異なりますのでよろしくお願いします。