先日の市民大会は自分的に
納得のいかない流れになり。
自分なりに内省しています。
負けた瞬間!!
心の中で
いろいろとマイナスの言葉を思うんですね。
死にてぇ!!とか
※もちろん、本気で死にたい訳ではなく、比喩としてそれぐらい残念な悲しいとでも言いましょうか・・・。
かと言って
竹前もいろいろな選手を診させて頂いて来ましたから・・・。
過度なイジケや絶望感
自分が大嫌い!!
自分を許せない!!
の裏に有るのは
自分への過大評価な事多いよねぇ~ってのも解ってるんですね。
今回の例でいうと
お前、水泳復活して、たかだか半年そこそこで、何年も頑張っ来た人に簡単に勝たせてもらえると思うなよ。
それに、言うほど練習したんか?
言うほどストレッチや食事、睡眠、面倒な事とも向き合ったんか?
で
お前の頭の中では、簡単に勝てるつもりだった。それは
過大評価ですね。
で
自分は治療する側として
選手を診てきて
色々な事を思うのですが・・・。
感銘を受ける点がいくつかあります。
①自己分析能力が高い。自分の事を良く理解している。過大評価も過小評価の誤差が少ない。
②極まってる選手ほど謙虚。選手直々の言葉を引用させて頂くと
自分の競技ではみんなにちやほやされる立場でも、土俵の外で自分が何者か?が解ってないようでは、それを仕事にするプロとは言えない。
一方で、若い時から謙虚であるより若い時は、俺様で行った方が良い。とも言ってました。
③選手生命が長い選手や強い選手は飄々淡々(ひょうひょうたんたん)とした性格であることが多い。
治療する側に立つと、何かを治す上でも、選手の個性が非常に際立ちます。
気の短い選手は、その場しのぎの痛み止めやごまかし的な治療、即効性の有るものばかりを求めます。
そうなると、治るものも治りませんし。
基本的に選手生命は短命が基本です。
一方で、ひょうひょうたんたんとした選手は、ひょうひょうたんたんと治すための努力をします。
そして、即効性のリスクも考えられますし。
本当に良い治療は?という概念も有る印象です。
この手のタイプの方ですと、治すために治療した翌日とか週に数回来院される事も有ります。
なぜかと言うと
同じ5回の治療でも
期間で効果が異なりますし。
より良く早く治すのは、その方が利点が有ります。
ただ、金銭的にも時間を作るのも大変な事ですから、ある一定の期間である事が多いです。
同じ5回でも
週一回の5回と
一週間で5回では、治療の内容や意味が異なります。
ただ
これも、価値観の問題で
鍼灸で肉離れを、通常の半分ぐらいの短期間で治す事が出来ます。
肉離れの癖の原因になる瘢痕も小さく出来ますが、その価値は、その方それぞれによって異なります。
捻挫も同じような事が言えますが
それは放って置いても、同じように治る場合。
その一週間や二週間早く治す事の価値は選手によります。
ちなみに、北島康介選手が風邪でも鍼灸をする話が有りましたが
この辺も、費用対効果の価値を決めるのはそれぞれの選手によるものです。
何が言いたいかと言いますと
強い選手の心身の価値基準は基本的に高い事が多いです。
本質的な価値観や性格まで変える事は容易では有りませんが
東洋医学は心身如実です。
身体が変われば性格も変わりますし。
性格が変われば、身体も変わります。
ここに技を加えると
心・技・体。という事になります。
もっと言ってしまえば
その流れは
仕事や人生にも反映されるものとも思います。
という事で?
まずは
自分をよくよく観察し、淡々と問題を減らそうと思います。