おはようございます。
佐々木です。
世の中には色んな流行というものがありますよね。
最近流行っているものとかだと、
パクチーとかもち麦とか、食べ物ぐらいしか思い浮かばないけども、
もう古いんですかね?
あまり流行に敏感ではないので分かりませんが、
同じように治療とかサービスにも流行がある訳です。
例えば少し前からですが、
美容鍼灸が流行していたりしますよね。
美容鍼灸専門の鍼灸院も目立つようになってたように感じます。
これが良いとか悪いとかっていうのは別段思う所はありません。
ただ鍼灸院含む様々な治療院というのは、
世の中の流行に沿って治療の内容が変わるという事は一部あっても、
そんなにはない事だと思っています。
恐らく今目立っている所は、
元々そういう方向性でやっていた所、
タイミング良く始めた所など、
流行り始めてから方向転換したりとかっていうのは珍しいのではないのでしょうか。
あくまで想像なので実際は解りませんが。
何故こんな話をしているのかというと、
じゃあ人の身体には流行があるのか、という話です。
大きな流れで言えばあるように思えます。
ただ数年の間で、っていうのは無いと思います。
という事は身体を診る治療も流行というのは本来無いものだと思います。
長年蓄積された知識や技術、経験といったもので、
スタイルが変わっていく事はありますが、
それは流行とはまた違ったものになりますよね。
現代の医学も新しい治療法を毎年の様に出していますが、
それは色んな物の発展があった上での話です。
今年はアッチが悪くなりやすいからこんな治療法を作ってみよう。なんてことはありません。
そこでもう一つ思う事がある訳です。
東洋、中医学といったものは古い、時代錯誤のものなのか、という事です。
たしかにある程度理論が出来上がってから少しずつ解釈が変わっている部分はあれど、
大きい変化というのはありません。
西洋医学は日々変化しているのにそれでいいのか。
率直に言わせてもらえれば、何も問題ありません。
先ほども言った通り、身体には流行というものがほぼ無いからです。
治療方法などは人それぞれなので何とも言えませんが、
身体の診方というのは基本的には昔からほとんど変わっていないと思います。
しかしそれは、その時点までに膨大な量の統計があって、
それを多数で共有できるように知識として体系化し、
利用することで診断・治療が出来るようになっている訳です。
1000年?2000年?3000年?ちょっと解らんですが、
それだけ昔に出来た物を今も利用して身体を良くするのに役立てています。
今も使えているのならば、
その時も今も基本的な部分はほとんど変わっていないという事になります。
これだけ年数が経ってもまだ使えるんです。
古い物は良い物だ!という骨董みたいな考え方は自分にはありませんが、
古い物は時代にも合わない!とも思いません。
いつの時代も良い物は良いですし、
どれだけ流行ろうが悪い物は悪いと思います。
話がワチャワチャしちゃいましたが、
要は鍼灸は別に古臭いものでも時代錯誤なものでも無いという事です。
常にその身体に合ったベストな治療を考えるのは今も昔も同じ。
そこに古いも新しいもないんです。
流行を追いかけて色々試すのも有りでしょう。
ただ不変的なものというのは不変たる理由がある事を考えて頂ければと思います。
少し押しつけがましくもなりますが、
鍼灸というのは良い物です。
もっともっと色んな人に知ってもらえればと思います。
まだ知らないという方は是非お試し下さい。
お試し頂く良い機会だと思いますので、上手くご利用下さい。