おはようございます。
竹前です。
最近、ぼちぼちホームページを修正しているのですが
学問的な言い方が良い物か
皆様に噛み砕いで書いた方が良い物か
本当にこんな時に文才のある方に憧れますね・・・。
で
途中段階ですが
皆様のお役に立つかもしれませんので
参考にして頂ければと思います。
まずは、海陽堂の治療論というよりは
鍼灸全般の基礎知識的なものです・・・。
鍼灸とは
何千も続く伝統医療。鍼や灸を用いた刺激を与えることで、多様な疾患への治療的介入や健康増進を目指す医療技術である。
鍼灸のメカニズム?科学的根拠?
鍼を刺す事で、体内異物侵入のサインが脳に伝達され、鍼を刺した部位に血が集まります。
白血球(マクロファージ等)などの修復に有効な成分が集まり組織修復が行われます。
また美容などの研究では、鍼を刺した後にコラーゲンなどの成分が積極的に生成されることも確認されています。
また過緊張状態の筋肉、筋膜組織が、鍼を刺す事で、自律神経の副交感神経が優位になり、筋緊張が弛緩され緊張によりもたらされていた症状、コリや冷え緩和に繋がります。
鍼灸をする事でまた体性ー内臓反射という体表面(ツボ)からの刺激で内臓に反応が出る事も認められています。
鍼を刺す事でNK細胞も増え、抗がん作用の可能性も言われています。
鍼灸分野?種類?
鍼灸の世界は多種多様な流派、派閥が存在します。医療でありながら技術職でもあり。
組織に属して、一流派を極める方もおりますし。
多種多様な流派を渡り歩き、いろいろな症状に適応できる先生もおります。
組織に属する事で縦横のつながりは増え、集団の強さがでますが
言い方を変えればしがらみも増えます。
本気で治す事を念頭に学ぶので有れば、一つでも複数でも竹前的には良いと思います。
逆に治す気のない方が何を学んでも無駄にも思います。
竹前は海外で生活したりしましたので
ついつい「井の中の蛙大海を知らず」という性分でも有ります。
解りやすく言いますと、一つの流派しか知らない先生は、そもそも他の流派がどれほどの可能性が有るかも知らない事が多いです。
しかし、返し言葉で「井の中の蛙その深さを知る」という言葉も聞いたことが有ります。
それが良くも悪くもなく。
それぞれの鍼灸師の個性で有ります。
よく、人の集まる場所で
私に鍼灸は合わなかった。なんて話を外で聞くことがあります。
無痛を基本とし、一本の鍼で治療する先生も居ますし
多少痛くとも効果的を狙う鍼灸も有ります。
また
同じ流派でも先生ごとにテイストは異なります。
下手な先生も居れば上手な先生も居ます。
古典医療を継承する東洋医学系の鍼灸は、最も多くの適応疾患を持ちます。
気・血津・液。ツボや経絡。天地人、など、一般的に理解することが困難な傾向が有りますが、世界保健機構WHOが認める鍼灸効果の結果は東洋医学による実績が大半です。
また東洋医学の流派も多種多様に有ります。
近代的な鍼灸治療として
スポーツ鍼灸または美容鍼灸などが有ります。
またスポーツ鍼灸も美容鍼灸もいくつかの流派が有ります。
各分野の病理学
同じ鍼灸でも、病理学(病気の要因の考え方、学問)が異なります。
西洋医学の筋肉、関節、神経、血管、で考える物。
東洋医学の気・血・津液や経絡、で考える物。
竹前の鍼灸スタイル。
竹前は父親が東洋医学系の鍼灸師であり。その影響を強く受けてます。
鍼灸師の初期は、親や東洋医学への反発?不確かさなどから、西洋医学や運動生理学ベースのトリガーポイントというスポーツ鍼灸を学びました。
東洋医学では、著名な流派を3つほど学びました。
これらの知識と経験を、患者さんの状態や状況によって使い分けさせて頂いております。
鍼灸師も、他の職人さん同様、色々なスタイルが有ります。
一つの流派を何十年も継続される方も居ますし。
色々な流派の良い部分を利用する先生もおられると思いますし。
また
鍼灸を広める。という考えも
権力やお金、力を手に入れてから、広める!という考えも有れば
身の回りの手元足元から拡げていく先生も居ます。
竹前は基本的に無名の鍼灸師。
臨床家兼経営者です。
中途半端な立ち位置では有りますが
治療を第一優先にする為には、この形を取るほか有りません。
作り途中なので
読みにくかったかもしれませんがお読み頂きありがとうございます。
また、内容の方は取捨選択していくつもりですので変更なども有ると思いますがよろしくお願い致します。
只今10周年につき、新規の患者さんに限り30%オフとなります。
年賀状に関するお知らせ
自宅の鍼灸院開業から10年の月日が過ぎました。
毎度の話ですが、鍼灸師を育ててくれるのは患者さんです。
おかげさまで鍼灸師を続けることが出来ております。
ありがとうございます。
現在、感謝の気持ちを込めて年賀状を作成中です。
つきましては住所変更など有りましたらご連絡頂けると助かります。
よろしくお願い致します。
鍼灸師 竹前慎剛