スタッフ佐々木。

免疫を東洋医学で考える。

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おはようございます。
佐々木です。

とうとう千葉にも雪が降りましたが、何事もなく過ごせておりますでしょうか。

ノロだインフルだなんだと色々流行っていますので、

寒くて弱りがちですが免疫力を高く保ちたいところですね。

免疫ということで、東洋医学では免疫というものをどう考えているのかなんて事をちょっと掘り下げてみようかと思います。

東洋医学で免疫というと、身体の中で戦う免疫というよりも、

身体を守るというイメージの方が強くなります。

バリアみたいなものを張って悪いものから身を守るような感じですね。

このバリアを「衛気(えき)」といいます。

衛気をしっかり保っておけば大概のものは防げると考えられているのですが、

この衛気自体がダメになってしまう事もあります。

体調管理次第といったところなのですが、

とある臓腑が疲弊したり上手く管理できていないといけないんですね。

それが「肺」と「腸」になります。

なぜこの2つ?って感じもしますが、

まず先ほど出てきた衛気を張り巡らせているのが肺なんです。

肺の「宣発」という作用が身体の内から外へ、

水分やエネルギーのようなものを巡らせていく作用があります。

そしてその一環で衛気を張っている訳です。

様々な代謝をこの肺が行っているとしているのですが、

さらにこの肺をサポートしているのが腸になります。

肺と腸というのは陰陽の関係でセットとなっています。

肺が陰で腸が陽。

身体の生命活動的な部分は陰で行い、

それを円滑に働かせる為の陽と考えて良いかと思います。

ということで、腸の動きが悪くなれば肺の動きも悪くなってしまいます。

お通じは良くしておかないと衛気が弱々しくなるんですね。

つまり腸がダメでも免疫が低下するということになります。

ちょっとざっくりな説明になってしまいましたが、

例えば風邪を引いてしまった時というのを思い出してみてください。

お腹の調子っていかがですか?

大概が便秘気味になるか、下し気味になるかのどちらかではないでしょうか?

そしてお腹の調子が戻ってくる頃には風邪の容態もかなり良くなってきているかと思います。

気付いていた方もいるかとは思いますが、

免疫が落ちた時というのは案外お腹の調子も悪くなりがちです。

逆を言えば、体調を崩してしまった時に腸を整えるのも実は有りな話です。

免疫をちゃんと働かせたいのであればこの辺も気にして頂ければより一層健康的に過ごせるかと思います。

ちなみにこれらを元気にするには白い食べ物がオススメです。

大根とかカブとか玉ねぎとか、

他に特に思い浮かびませんがこんな感じです。

砂糖とか牛乳とかはダメです。

何となく熱がこもっている感じがする時ははちみつも良いですが摂り過ぎには注意です。

空気が冷たいと肺は疲れますので、

家にいる時は空気を温めて、

お通じには気を遣って頂ければある程度のし免疫力を保てるかと思います。

こんなの事も意識しながら何事もなくこの冬を乗り切って下さい。

-スタッフ佐々木。
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