おはようございます。
佐々木です。
今年の夏は残暑のある時期も含めると、
豪雨アリ台風アリ地震アリと大変な夏だったように思えます。
幸い千葉には大した被害も無く、
不謹慎かもしれませんが、
「有難い」という、ただ「有る」事が「難しい」というのは、
こういう時に特に感じてしまいます。
テレビ等で被災地の状況を見ていたりすると、体調を崩す人もやはり出ていたりして、
特にエコノミークラス症候群なんていうのはよく話題になっていました。
エコノミークラス症候群というのは被災後数日からリスクが高まると言われています。
同じ姿勢で長時間いる事で、足の静脈で血栓ができ、
その血栓が流されて肺で詰まる事によって呼吸困難を引き起こすなんて言われるものです。
血栓というとちょっと大事な感じがしますが、
別にそれ自体は日常的に起こるものですので、本来ならばそんなに気にしなくてもよいのですが、
それが出来る経緯や普段の身体の状態などを把握できていないと大事になってしまうかもしれません。
血栓ができる場所は主に脚の静脈ですが、元々静脈というのは逆流しない様に血管の内側に弁がついていて、
筋肉の収縮等を使って血液を心臓に送り返します。
上半身は心臓が近い事もあってか比較的戻りやすいですが、
下半身というのは逆に重力のせいもあってか血液も留まりがちです。
その為、
要は血栓が出来てしまう前に流してしまうのが大事という事ですよね。
そしてこのエコノミークラス症候群というのは普段の生活でも十分に起こり得ます。
血液が重く、流れが悪い方は特にそうですが、
仕事で長時間座っていたり、家でテレビや本をジッと眺めていたりしていると、
それだけでも血栓というのはできてしまいます。
血栓までいかなくても、流れが悪く酸素の交換が上手くいかなかったりすれば、
痛みやコリが発生してしまいます。
しばらく座った後に立ち上がるとイタタタタ…ってなるアレですね。
結構なる方がいるかと思います。
そういうのが出るという方は基本的には身体を動かして頂くのが大事です。
それだけで立ち上がったときのイタタタタ…は無くなるかと思います。
そもそもの流れが悪ければ、それだけでリスクは高まり、
一部位がしばらく圧迫されていれば、さらに流れが悪くなるのは考えてみれば当然です。
座るというのはそれだけで、お尻を圧迫してしていますので、
その下に位置する脚の血流は確実に悪くなります。
自分がこうやって文章を打っている最中もお尻を圧迫し、脚や腰の血流が悪くなっている訳です。
そしてこの記事が書き終わる頃にはイタタタタ…となっているに違いありません。
脚もビンビンに痺れているかもしれません。
血栓こそ出来ないと思いますが、これぐらい日常的に足腰には負担を掛けているものです。
少し自覚を持って、意識的に合間合間にチョコチョコと動く事をオススメ致します。
ちなみに自分は元々落ち着きが無いので結構動いてます。
それでも腰には来る感じがありますけどね。
治療中も実は落ち着き無く動いていたりします。
皆さんが見ていない所であんな事やこんな事をしちゃっているかもしれません。
何をしているかって?
そりゃ内緒ですよ~。