おはようございます。
佐々木です。
ここ最近関東は日照時間が少ないみたいですが、
そう言われてみると何となく薄暗くて、日が出てても空気が温まり切らないような
そんな何とも言えない天気が続いていますかね。
朝がこのぐらいなら昼は少し暖かいかなぁ、とか考えてても実際はそんなに暖かくならず少し肌寒い感じ。
10月半ばの日照時間を調べてみると平年の40%未満とかになってましたので、やはり少ないんですね。
気分的にも何と無く落ち着いた感じ。
「ドヨーン」ほどでは無いにしろ、「ぼへー」ぐらいにはなりそうな感じです。
とりあえずそういった天気に合わせて起こる気分的な物は、ある程度しょうがないとして、
それを軽く超えたような心身になってしまうようであれば注意が必要です。
例えば、過度な心配性とかでしょうか。
不安神経症なんていったりしますが、
過度な心配性というのは、心配という字の通り心を配る訳ですが、
それがいき過ぎて、自身の心がほんのちょびっとしか残っていないのではないかと最近思います。
色んな人や場面を心配し、いざ自分が行動を起こそうという時にその心の力が限りなく小さくなって、
いつの間にか動き出す力もない、心配事にウェイトがいってしまい雁字搦めで動けない、
なんて事になっている感じがします。
初めはただの心配性っていう話ですが、
これは一概に性格がそうだから、という話な訳ではありません。
持ってる気質+体調がそういう感情を生み出し易くしてしまいます。
だから変な話、気質は全然そんな心配事をする様なタイプじゃないとしても、
体調が悪いだけで、そういう人ですら過度な心配性、不安神経症になってしまうという事もあります。
原因となるものは基本的な部分で、
まず挙げられる事としては寝不足ではないかと思います。
更に言うならば寝不足というより夜更かしと言った方が正しいのかもしれません。
夜に起きている事で消耗される気があるのですが、
それが結果的に不安感や恐怖感といったものに繋がってしまいます。
ここで気にしてほしいのが「腎」なのですが、いわゆる腎臓のイメージで構いません。
+αで色々あるのですが、このような不安感なんかも影響する事を知って頂ければと思います。
東洋医学に於いて腎というのは生命維持の根幹と部分になっており、
基本的には消耗し続けるものとして考え、いかに効率良く長く使っていくかが健康的に生きる事の基礎になってくるのですが、
夜更かしをするというのは1日の時間の中でも腎の気を過剰に使ってしまう時間帯に行動をするという事になりますので、
老化現象も早まります。
疲れ易くなったり、忘れっぽくなったり、おトイレが近くなったり、白髪が増えたり、抜け毛が増えたり、
いかにも老化っぽい症状が出て来ます。
そして老化とは若干違うような感じもしますが、不安感が出ます。
東洋医学の腎として考えると夜は腎が休む時間なのですが、
いわゆる腎臓で考えた時はどうなるのかというと、
これも同じで、夜は腎臓が休む時間とされています。
大体夕方から夜にかけて腎臓の働きがピークになるとされていて、
その後は仕事後という事で休ませてあげるのが大事になる訳です。
そして腎の場合、もう一つ大敵なのが冷えですね。
冷えの対策方法は一般的な考え方で問題ないと思いますのであえて触れません。
腎を元気にするというのは実は難しくて、
出来るだけ疲れさせないというのが大事になってくるのですが、
それでも少しでも何か足しにしたいという場合は、
玄米や、黒い食べ物とかっていうのが代表的な底上げの仕方で、
足の裏にある湧泉というツボも刺激してあげると多少は違うかもしれません。
心配事が絶えない、気持ちがどこか落ち着かないという方は、
まずこの辺りから試してみると、徐々にではありますがキモが据わってくるかと思います。
そうしたら、後は少しずつ自分がやれる事を拡げていって、
心配していた事は何ともないという事実を自分に作ってあげていけば自ずと道が拓けてくるかと思いますので、
焦らず少しずつ変えてみて下さい。
10/28(日)は海陽堂がお休みとなります。
お間違えの無いようお気を付けください。
ご不便お掛けしますがご理解の程宜しくお願い致します。