おはようございます。
佐々木です。
前回が半分で終わりましたので、今回は残り半分となります。
こちらのおじさんは膀胱の経絡で、眉間辺りから側頭部へいき、背骨の横を上下して、脚の裏側を通って小指まで伸びています。
こちらの腰掛けたおじさんは腎の経絡で、足裏から下腿の内側を上がっていき、お腹は臍の脇を通って行くような感じで胸の方まで伸びています。
こちらは心包の経絡のおじさんなのですが、心包とこの後に出てくる三焦というのは東洋医学ならではの臓腑になりますので、とりあえずぐらいに説明しますが、あまり気にしなくても大丈夫かと思います。
流れとしては脇から腕、手の平の真ん中の方へ伸びていきます。ストレスを緩和させたりするのには有効だと思います。
こちらのおじさんは先ほども出た三焦の経絡で、環指から手の甲、腕、肩と上がっていき、顔まで伸びています。
体温調整や消化器、水分異常なんかには効果はあるかと思います。
こちらのおじさんは胆の経絡で、側頭部から身体の側面を下っていって足の小指まで伸びています。
こちらのちょっとスケベそうなおじさんは肝の経絡で、足の親指から脛の内側を上がって、陰部付近を通って肋骨のところまで伸びています。
とりあえず基本の12本の経絡をこれで全部になります。
一本一本で説明しましたが、説明した部分の前後があり、全て繋がって一周するような感じになります。
だから調子の悪い部分をケアしてあげる事で、結果的に全身が流れて、全体的に元気になる事が出来る訳です。
前編でもお伝えしたような感じで調子が悪い所をマッサージしてみたり、温めてみたり、伸ばしてみたり、
色々工夫をして頂ければある程度の管理が出来るかと思いますので、是非上手く活用してみて下さい。
例えば、飲み過ぎちゃったなぁと思えば、
肝の経絡を考えて、開脚などで脚の内側、股関節などを緩め、伸ばしてあげるだけでも、
肝臓の機能を一時的に良くしてあげる事が出来ます。
他にも足の浮腫みが酷いなぁと思えば、腎の経絡などを利用して、
足の裏から内くるぶしの周辺をマッサージしてあげたりとか、
この症状にはこの臓腑を使いそうだなっていうイメージでケアを行うので十分効果が得られます。
更にイメージを深めて頂くのであれば、「東洋医学 〇(臓腑) 症状」とか調べて頂ければ、
恐らく出てくるかと思いますので、興味があればトライしてみて下さい。
年末年始に何かあっても、コレを知っておけばもしかしたら凌げるかも?的なものですので、
自分が普段弱い部分などをメインで1~3本くらい記憶して頂ければと思います。