おはようございます。
佐々木です。
日々皆様の身体を診させて頂いているので、
身体の声を聞くという事には何も違和感はないのですが、
そんな事考えた事もないという方も中にはいらっしゃいます。
基本的にはそのようなタイプの方は身体が頑丈で、
今まで大きい不調を抱える事なく生きて来られた方に多いのですが
それ自体に何も問題はございません。
むしろ元気に過ごせているのは何よりで、
人生を全うするまでそのままでいられれば万々歳だと思っています
しかし、何故か人の身体というのそれを許さない事が多く、
ずっと何事も無く来ていたのに、
というか結構多いです。頑丈な人程ですね。
逆に虚弱な方は普段から気を遣っている方が多いからなのか、
突然ガタガタと行くような事はほぼ無いように思えます。
基本的には頑丈な身体の方が良さそうにも思えますが、
考え様によってはただ鈍感なだけとも言えます。
人の身体というのは上がり下がりがあるのは当たり前で、
更に日々の生活によって蓄積されるもの、解消されるものがあり、
それらは頑丈であろうが虚弱であろうが同様です。
ただ頑丈な人の場合はその変化に気付かない場合が多く、
虚弱な人の場合は早い段階でその変化に気付けます。
例えるなら、ゴミ屋敷にするのか、
頑丈な人というのは、部屋にゴミがあったとしても、
そんな感覚に近いと思います。(
虚弱な人の場合はゴミを見つけるや否や、
すぐに片付け、掃除する、だから溜まり続ける事はないです。
すぐに気付いてマメに片付けるのは面倒ではありますが、いつまでも綺麗に部屋を使い続けられますが、
溜めに溜めてゴミ屋敷にしてしまうと、部屋として使うのは困難になりますし、
いざ片付けようと思っても、莫大な費用と労力が掛かります。
身体というのはこのような感覚にかなり類似したものだと思います。
だから本当はすぐに気付いてマメにケアしてほしいのですが、
それを言ったからといってすぐに気付けるようになるという訳ではないと思います。
あくまでそういう意識を持ち続ける事で、段々と気付ける部分が増えてくるというものです。
色んな指標を自身で作って、それを基準に日頃の上がり下がりをチェックしつつ、
自身の体調が良い状態なのか悪い状態なのかそれをしっかりと感じつつ、
生活をしたり、治療を受けていくと、何が良くて何が悪いのかが解るはずです。
また、良くなってる事を自覚できる事で身体は勝手に良い方向へ変化していきますので、
そんな意識改革も大事だったりするんですね。
なかなか言ったら伝わるというモノではありませんが、
意識してみない事には気付けませんので、小さな事からで良いので意識して頂ければと思います。