おはようございます。
佐々木です。
ここ最近、治療を受けたい方とは別の方が代理として話を聞きに来るという事がちょろっとありまして、
なんとか良くしたい、してあげたいという代理の方の気持ちはよく解るのですが、
やはり本人が来ない事には、こういうのはどうなのか?と聞かれても、何とも解りかねる部分があります。
というのも、自覚的な症状と他覚的な症状というのはズレがあって、
本人が感じている感覚をちゃんと伝えられているのかと言われると、
恐らく難しくてですね、半分程度しか伝えられてない事もあります。
また、話を聞くからにはこちらからもシチュエーション(症状が出る時間帯やタイミング等)や不調度合など、
お聞きしたい事があったりするのですが、
少し掘り下げるとどうしても分からない話なんかが出てきます。
本人じゃないからそれは当たり前だとは思うのですが、
実際に治療をどうしようか考える時にそれだけだと、
こちらがお伝え出来るのはほんの少しになると思って頂きたいのです。
治療をするにしても、しないにしても生半可な事は言えませんので、
なんでもかんでもおいそれと治るとは言えない訳です。
しかし、逆に直接お話して診させて頂ければ、
何が悪いのか、何を治せば良いのか、具体的な治療プランなんかを考える事ができますので、
治す事に前向きな答えが出せるかと思います。
今回の方は実際に来て頂いたので、
改めて診てみると、お話で聞いていた以上に状態が悪く、
やはり代わりの方の話だけでは聞けなかったような話も結構あったりしたのですが、
診させて頂いたことで、建設的なお話ができました。
当たり前といえば当たり前の事ですが、
治療という意識を持つのであれば、まず面と向かい合ってお話をして頂くのがこちらとしては非常に助かります。
また、実際に本人が来て頂くという方がモチベーションも高いイメージがあり、
それが結果的に良い治療に結びつくかと思います。
同じような話ですが、電話越しで色々聞くのも実はちょっと難しいと思っています。
治療を受ける受けないは抜きにして、まず話だけでもしに足を運んで頂ければと思います。
ワガママ言うようで申し訳ございませんが宜しくお願い致します。