性格,感情

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鍼で性格は良くなりますか?

投稿日:2009年4月2日 更新日:

鍼で性格は良くなりますか?
と良く来ていただいている患者さんに突然言われました。

「うーん良くなると言うか、悪い(弱い)臓器によって心にも影響を与えているので、健康な状態(東洋医学的)になれば、後悔してしまう様な事は減ると思います。」
と答えました。

東洋医学では心身同一です。
心の異常は体に出ますし、体の異常も心に出ます。

何処も調子が悪くないとき、自分の本当の性格が解ると思います。

東洋医学では、下記の様に臓器と性格を表しています。
※西洋医学の臓器とは微妙に違います。

五臓 肝、 心、 脾、 肺、 腎

五腑 胆、 小腸、 胃、 大腸、 膀胱・腰

五官 目、 舌、 口、 鼻、 耳、

五主 筋、 血脈、肌肉、皮毛、骨・髄

五志 怒、 喜、 思案、悲、 恐・驚

簡易的に書いてあるので、噛み砕いて説明します。

肝臓・・・怒りやすくなります。(今風に言うとイラッときます)

・・・これは微妙にはまりずらいのですが、人を出し抜いて喜んでいると心臓に来るよ!的な事です。さらっと流してください。

脾(すい臓的)胃も含め・・・考えるや悩む事が多く行動力が減る。

・・・何だか無駄に黄昏ます。悲しみ過ぎても肺に来る。

・・・ちょっと、腹が据わらない状態、不安感などです。

比較的、解りやすのは、肝臓、脾胃、腎臓の方です。
例えて言うと、脾胃の悪い方は、考え込みやすくなりますが、脾胃の調子が良ければ、気分が良いので考えすぎません。

適度に考えて行動して、失敗して、成長するだけです。

脾胃が弱っているとちょっとしたミスが許せず自暴自棄にもなりやすくなります。

無駄に凹まづ、無駄に反省しすぎづ、毎日を充実させていくことが出来ます。

しかし、この症状は拮抗しあっているので、自分で養生することも大事です。

甘い物は脾胃にの弱い人にとって魅惑の食べ物です。
甘い物は脾胃を弱めます。
毎日、食べているなら3日に1回程度にするのも養生です。

後、脾胃の弱い方は、デトックスも上手くいかなくなります。(尿、汗、便が出にくい)
お水をとる事と、適度に運動するとです。

これで、性格も良くなっちゃうかもしれません。

東洋医学はこんな考えなので、メンタル系の疾患に強いのかもしれません。

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