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アキレス腱炎・足底筋膜炎・踵(かかと)痛

投稿日:2010年3月20日 更新日:

アキレス腱炎・足底筋膜炎・踵(かかと)痛。
痛む部位は違いますが、治療方法は比較的似ています。

自分が勉強してきた鍼灸流派の得意疾患です。

マッサージや電気、痛み止めなどより、はるかに効果的なのでまずは一度受けてみれば良いと思います。
アンケートは少ないですが、幾つか有るので参考にして下さい。

※長期に渡り、マッサージや電気治療、痛み止めを使って来られて方は何回か通う事をオススメします。

アキレス腱炎・足底筋膜炎・踵(かかと)痛は、主にふくらはぎの筋肉を酷使した結果、筋肉の過緊張により生じ、スポーツ選手に良く見られる症状です。
※深い原因を考えれば、足首回りの神経を支配する腰椎や仙骨週辺の硬さの問題も除去する事で改善率も高まります。
おおよそ前屈が苦手で有ればその神経支配も念頭に入れて治療します。

結果を優先するのであれば、全身調整がオススメです。

年齢が若い方、症状が出てからそんなに期間が空いていない方は、単純にその痛む場所を集中して行えば、さっくり痛く無くなる事も多いです。

主にふくらはぎ週辺、股関節の硬い方はその週辺も施術します。
(体の硬いタイプの人、お酒好きな人に多いです)
局所でもある程度は改善できます。

冷やしている方にワンポイントアドバイス。
これらの疾患には、西洋医学、トレーナーバイブルには、冷やすように書かれています。

しかし、冷やしすぎるとどんな筋肉でも硬くなります。

確かに冷やすことにより痛覚など神経が麻痺することにより、痛みは減ります。
その反面、血管は収縮するので血流は虚血状態になります。
結果、筋や靭帯が硬くなり、慢性症状を引き起こす事になりかねません。

鍼灸では、鍼とお灸をして血流を良くして筋肉が柔らかくなり、痛みが消失します。

何が言いたいかと言うと、冷やさない方が治りやすいと言う可能性が高いと言う事です。(全てではないのでご相談下さい)

なので、初期の捻挫の様な激痛には、冷却、その後暖めてみてください。

どちらが良いか、自分で感じ取る事が大切ですが、暖めて楽になるのなら暖めるべきです。
そこは様子を見ながら実験してみて下さい。

治療頻度は年齢、競技、練習量によって異なりますが、当院では治療回数が少なくてすむ疾患の一つです。
改善率は80%以上です。

若い選手は特に任せて下さい。
治すのに自信が有る疾患です。
※競技系の学生さんに多い疾患です。
ご両親が正しい知識を持つことが、子供にも影響します。
メディカルトレーナーで治療技術を優先させると何の資格になるでしょうか?
調べてみてください。

スポーツ鍼灸が出来る鍼灸師を選ぶ事が出来れば、そんなにどうにもならない疾患では有りません。

子供を受けさせるなら、自分がまず受ける事です。
小学生も受けている鍼灸を、大人の親が、想像だけでとても怖い物にしています。

中にはお子さん自身で決めて来る子も少なくは有りません。
親御さんは出来るだけ正しい知識を知って下さい。

※大人の足底筋膜炎の例外。(胃の反応点)

足の裏の親指~かかとに向かう途中に出来る足底筋膜炎で良くある面白い話。
かかとの付け根が比較的多いのですが、親指の下の方に出来る足底筋膜炎は胃の反応点でも有ります。
なので、痛み止めをせっせと飲むと胃が悪くなり、反応点は痛みます。

とにかく、この疾患の当院の改善率は高いです。

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