内臓体性反射。
最近、内臓から出る症状が理解出来ない方が続きましたので、軽く触れて起きます。
現代医学の内臓の故障は数値の変化や画像で見ます。
なので、本人の自覚的に痛みが有り異常が起きていても、画像と数字が異常なければ、「異常なし!!」となってしまいます。
でもね、実は数字が変化したら、もう壊れてると言う事でも有りますよね?
昔の人々は異常を体表に出るものとして理解していました。
それが、ツボです。
内臓体性反射は、身体の状態を体表で見る反応点です。
自分や佐々木先生に押されて、「イタタ!何ですかソレ?」で、我々が「んーーー胃ですかねー?」などと言う点です。
で、ついでに体性内臓反射と言う物が有ります。
これが体表から内臓に与える刺激です。
我々が、手が痛い患者さんの、お腹や足に、鍼を刺す理由です。
素人マッサージを続けていると「ガン」になりやすい。「病気」になりやすい。と言う話を聴いた事無いですかね?
この反射は科学的に立証され、大学病院や病院勤務の鍼灸師にとって、西洋医学人に説明するには必要な単語だと思います。
さて、素人マッサージでなぜ、大病になるのか?
「ソコソコ、気持ち良いのよー。」とお客さんに言われ、技術者もはりきって、ぐいぐい筋繊維を潰します。
でも、強く押さない方が良い場所が有ります。
胃が悪い人の胃の裏がしくつき、固まり、
「もみほぐしてー!押してもらうとよだれが出そう」
「ちょー気持ち良い」
しかし指圧をすればするほど、そこはカチカチに硬くなる事が有ります。
極めつけは、電気治療器を最大にしても感じない。
木の棒で押して気持ち良いとなったりします。
この胃のツボは、揉めば揉むほどにドンドン硬くなります。
結果的に、更に胃が悪くなるんですね・・・。
他にも我々の治療穴では、
胃酸を出すツボ
胃酸を抑えるツボ
が有りますが、これを両方揉んでしまうのが素人マッサージです。
素人マッサージは、サービス業です。
サービス業では、気持ち良さ、気分の良さなどで満足感を与えてなんぼです。
なので仕方有りません。
皆さんがサービスを求める人なのか?
治療や効果を求める人なのか?
安さを求めるのか?
と言う結果が何処へ通っているかです。
さて話を戻し、
内臓体性反射で皆さんの身近な物だと思うのですが知らなければ、知って置くと便利かもしれません。
左肩の痛み。
これは、心臓と繋がります。
胃の裏辺りの背部痛。
これは、そのまんま胃です。
もしくは、膵炎。
右のお尻痛。
消化器系。
左のお尻痛。
肝臓。
背中、わき腹痛。
尿路結石。
などなど。
これは医学的な教科書にも記載されているレベルです。
この様に科学的に立証されないような痛みをドクターも判断基準として、見たりします。
軽く脊髄と臓器の繋がりをご案内。
あくまでもこれで理解できるのは一部です。