おはようございます。
さて、東洋医学では心身如実の話は常々、耳にタコかもしれませんが感情が臓器を傷めますし、臓器が疲れてるコトで感情が乱れます。
以下の五志を見てください。
肝は怒り。心は喜。脾は思。肺は悲。腎は恐。
この解釈も実際は少し違うのですが…。
例えば、肝の病証?体質ですと、肝実と肝虚と言うものが有ります。
肝実の方のイメージは男性ホルモン多め。筋骨隆々なゴツいイメージで、サウナ、ビール、強いマッサージや指圧が好き。
一方、肝虚の方は、博士タイプで見た目は細く、集中力があり一日中研究に没頭できて聡明な印象ですが、キレると周りが驚くほどの剣幕だったりします。
で、竹前的に多いのは肝実の方の頚椎症や坐骨神経痛などの神経痛。肝虚の方は、燃え尽き症候群、うつ病などです。ただ、教授や博士など賢い方も多いので、精神薬なんて要らない。と、自分で学ばれて、漢方や鍼灸をされる方も少なくありません。
どちらにせよ「怒り」に、それこそキモ(肝)が有りまして、怒るほどに肝は弱り、肝が弱るほどに短気になります。
ただ、自分が短気と言う認識を持てる人も多くはありません。
家族になんでそんなつまらないコトで怒ってるの?なんて言われたら、少し昔の自分と最近の自分を比較してみると良いかもしれません。
次に心ですが喜び過ぎるコトで心に出ます。その一つがパニック症状です。
コレは説明が複雑なので軽く触れますが、一番上の図のように親子関係があり、その形の一つとしてパニック症状が出ます。言い換えるとパニック症状でも胸は苦しくなります。その時に画像診断したら狭窄はあるかもしれません。かといって、手術するのが良いとは思えません。深く知りたい方は質問してください。
で、肝の次が心になってますよね?
竹前?治療する側?は、わかっているのですが心臓の反応点に左肩の放散痛が有りますが、その少々下に肝の反応が出る点が有ります。
ツボとしては別々ですが部位としては近いです。
あまり飲み過ぎると次は心臓に出ますから気をつけてくださいね。なんて、竹前に脅されてる方も居ると思いますが、そういうコトです。
酒が好きな方が首が痛い。特に左の首肩が痛い。から、そういう繋がりを知らないマッサージ師にゴリゴリ揉んでもらう。下手なマッサージは毛細血管や細胞を潰すので一過性に柔らかくなっても、揉めば揉むほど硬くなる。
これが、マッサージと鍼灸のWHOの違いです。
鍼灸は、肝の治療も心臓の治療もWHO的に効果を認めてますが、マッサージにはありません。
後、実は指圧が好き。というのもありますが、鍼が怖い。というのも肝実の方に多いです。
ヒントは伝えましたので、後はそれぞれの選択にお任せします。
後一つ。循環器系の医療人なら皆さんご存知のタイプAです。
せっかちで攻撃的な性格。
コレも肝臓や心臓の症状が悪くなってタイプAになるのももちろんですが…。
逆もしかりですから、ある程度自己のコントロールも大切かと思います。
かといって、意識だけ強引に変えるのも問題なんですね。
簡単な話、体調整えれば良いんです。
首が痛くてせっかちな方は、小さな悪化を続けてる流れを汲んでいるとも言えます。
それを知り、それを未然に防ぐのが
ザ・予防医学です。
次に脾ですね。脾は膵臓のコトでは無いか?と言われております。
はい、私経験者ですし。竹前にアドバイスをくれた佐々木先生も経験者。
見た目で言えば佐々木先生の感じです。色白でキメ細かい肌してます。
症状のピークは猛烈な倦怠感で動きにくくなります。
思考はああでも無い。こうでも無い。考える。
甘いモノ食べる。甘いモノ飲む〜。
考える。
考える。
てな感じです。
で、親子関係、脾の次が、肺です。
なんか〜切なくねぇ…。
なんか〜涙が出てくる〜。
タバコ吸って、はぁー。
遠い眼差しで、はぁーー。
ホタルの墓でも見よっかな〜。
悲しい〜。
肺の体質の方も色白。もしくは、ガサガサお肌です。
肺を病ませるモノに風が有ります。
自分が乗ってるから?かわかりませんが、バイクで風を浴びてると、肺が病みます。
なので、なるべく風を入れない。触らない服装にしたりしてます。
はい肺の次に親子関係は腎です。
出ました。恐怖ですね。一番厄介な感情だと思います。
不安神経症状。パニック症状。
コレはもともと私が腎虚と言う体質傾向があります。
高所が苦手。
腰が重い。
腰が痛い。
過労すると声が小さくなり聞き取りにくくなる。
某鍼灸流派の重鎮が腎虚証の方で、その先生の治療の動画を見るとまぁ、声が小さいコトで有名です。
まぁ、こんな感じで
臓器の生まれ持っての強弱。臓器の疲れや元気。
そんなモノに感情も影響を受けてますし。
逆に感情が臓器を弱らせたりします。
そしてその効果をWHOが認めてるわけです。
鍼灸が何に効くのか?
の答えの一つにして頂ければ幸いです。