体質改善

体質改善

鍼灸というのは 体質、つまり原因の根本の改善を考えたものになりますので、不定愁訴のような病院へ行っても原因がよく分からないもの、 漠然とした不調ややる気の低下など、幅広い症状に対応できます。

鍼灸師として鍼灸の良さを知って頂けないというのは、あまりに勿体無い話だと思っていますので、鍼が怖いという方にはほとんど刺さずに行うような施術もございますので、安心して受けて頂けるかと思います。鍼はどうしても・・・という方には運動療法のみの施術もございますので気軽にご相談下さい。

体質改善について

体質改善(と言うのが最も近いかと思われます) についてお話させて頂きます。
季節の変わり目や年齢と共に日々の生活中で身体の不調を感じる事はありませんか?病院へ行っても検査をしても「特にどこも悪くありませんね。」と言われてしまうような。 悪くないと言われてもやっぱり今ひとつスッキリしない…。そんな状態も鍼灸治療なら改善させられます。

何が違うのかと言うと―
現代医学では人体を器官や組織,血液やリンパ液など細分化して局所的に分析し、体内に侵入した細菌やウイルス,病巣の排除を目的とした治療を行うため、検査で異常が表れないと病気と見なされないこともままあります。
一方、東洋医学では人体を全身が関連するひとつの有機体として捉えるため、不調に対して局所的な問題なのか、全身のバランスの乱れによるものか、という考え方をします。そのため検査などで数値として表れないような場合でも自己治癒力を高めることで改善をはかることが出来ます。実際の治療でも不調のある部位や関連する臓器へのアプローチの他に、全身のバランスを整え自己免疫機能を上げることも目指します。

また東洋医学には“未病”と言って、健康と病気の間を指す概念があります。様々な不定期な不調があるけれども検査では異常がないものや、逆に自覚症状が全くないのに健康診断などで異常が指摘されるというのも含まれます。基本的な治療原則として、自然治癒力を高めて外的な病因をはねのけたりバランスの崩れた身体の状態を正常に戻すといったことがあるため“未病”も治療の対象であり、本格的な病気となる前に正常に戻すことが出来るのです。これこそ正に予防医学の原点と言えるのではないでしょうか。身体は、四季の移り変わりで日々変化するのが当たり前で、各々の生活環境の違いで健康な状態も異なると考えられています。健康な状態が崩れると心身が未病へと傾き、様々な自覚症状が表れて来るのですが、この段階で治療をすれば病気へ移行させずに健康を取り戻すことが出来るのです。

自分の身体のことは自分で気を付けてあげないと、こればかりは他人任せに出来ませんよね。100%の健康というわけでなくても日々を快調に過ごせたらそれでも結構良いのになあ、とも思います。早めにメンテナンスしてあげれば回復も早いですし。

少しでも気になることがあればどうぞお気軽にお問合せ下さい。

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